第二百十六話 〜骸サイド〜 ページ12
師匠には一応電話でこのことを話しておきましたが……足止めなんてする気はありません
この場で白蘭を輪廻の果てへ送ってやります
…ずっと………後悔していました
『骸！ここを開けて下さい！骸！！』
『師匠……お願いですから……部屋で休んでいて下さい…これ以上外に出たら…師匠も……っ』
『私はそんなに弱くないです！お願い！ここから……出して下さい！！』
師匠を閉じ込めてしまった……
師匠がそう簡単に死ぬはずがないと知ってはいましたが……
次々とアルコバレーノが死んでいく現実を見ていると…師匠もいつかは……と思ってしまった
…外に出なければ師匠は長く生きていられる
師匠に生きていてほしかったから……部屋に鍵をかけた…
だけど師匠は……死んでしまった……
ノントゥリニセッテを浴びてしまい、能力があまり使えなくなり、右目も失明してしまった師匠がどうやってここを抜け出せたのかはわかりませんが……死んでしまった
その後、ボンゴレ狩りが始まり白蘭と少しだけ会う機会があった
そこで彼はこう言った
『(人２)チャンはね、無力な自分が一番嫌いなんだ、自分が部屋にいる中で聞こえてくるのは仲間の死の報告ばかり…そうとう心がボロボロになっていたよ……何も出来ずに死んでいく仲間を閉じられた扉から見送るのが凄く嫌だったって言ってたよ……だから彼女は僕と取引をしたんだ……ありがとね♪(人２)チャンを差し出してくれて♪』
…取引の内容はいまだによくわかってはいませんが……僕達が師匠を追いつめていたのは事実
……ずっと後悔していました……
１０骸「ずっとこの日を待っていました……師匠のかたきをとれるこの時を」
白「食後の運動ぐらいにはなるかな」
……悪いのは僕ら…それを利用したのは白蘭…
白蘭を倒したら……師匠が思い描いていた夢を…僕が代わりに叶えます…
師匠がずっと思い描いていた…争いのない…平和な世界を……
師匠への…謝罪をこめて…
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雫(プロフ) - マジで！？面白かったよね♪ (2015年4月3日 11時) (
レス) id: 20afbb7895 (このIDを非表示/違反報告)
和堂 桜 - 俺も見に行ったZe☆( ･´ｰ･｀) (2015年4月3日 6時) (レス) id: 3003df8606 (このIDを非表示/違反報告)
雫(プロフ) - 白兎さん» ありがとうございます、嬉しいです♪ (2015年3月30日 12時) (レス) id: 8c80b2e7ec (このIDを非表示/違反報告)
白兎(プロフ) - はじめまして。僕、この作品好きです！面白いです(*´∀`)/ (2015年3月29日 21時) (レス) id: 655f10c570 (このIDを非表示/違反報告)
雫(プロフ) - うさえもんさん» そ、そうかな…？ともかくありがとうございます！！ (2015年3月18日 21時) (レス) id: 20afbb7895 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雫 | 作成日時：2015年2月14日 17時
