みんなそれぞれ ページ32
知世ちゃんも一緒に帰ることになったので
帰り道が一緒の五人で帰ることに。
そして、公園へと差し掛かる。
すると、さくらちゃんの進みが遅くなってくる。
『さくらちゃん？』
「大丈夫ですわ、まだ明るいですし」
「う、ううん…」
そしてついに奈緒子ちゃんがお化けを見たといっていたところまできた。
「ここ！」
見たところを指差すとみんなでそこを見てみる。
「特に変わったところは…」
『ないみたいね…？』
そう言うのと同時に指をさしたあたりから光があふれはじめた。
「わぁぁぁ！！！」
みんなでみていたため、おどろいた声をだす。
叫び声の後、それぞれの悲鳴をあげながら
木の陰に隠れる。
「お、おんなのひとがぁぁぁ」
と、さくらちゃん
「なんかおっきくて目が１つでぐるぐるのが！」
と、奈緒子ちゃん
「もやもやしてよくわかんなくてとんがった耳の…」
と千春ちゃん。
「え？わたしが見えたのはペンギン大王でしたけど…」
「ほえ？Aちゃんは…？」
『私？私はコロッケ…」
「ほぇぇ？！こ、ころっけぇ？！」
そしてその場をそーっと通り過ぎてみんなお家へと帰っていった。
その日の夜。
さくらちゃんはケロちゃんとお風呂に行って行っていた。
そのころAは部屋でガロちゃんと今日のことを話していた。
『池のところでね、みんな違うもの見たんだ』
「ほーう、それで？」
『みんなは怖いもの見たんだけど、知世ちゃんと、私だけは全然怖くないものだったよ』
「んー、たぶんそれはクロウカードだろうけど、そんときA何考えてたんだ？？」
『えーっと、みんなにはコロッケって言ったんだけど本当は不思議な模様が見えたよ』
「なるほどな…Aは心当たりあるんじゃないのか？」
『…うん、今度は私何にもできないかも…』
「…大丈夫だ。何もできなくても、そばにいるだけでも力にはなるぞ」
『そう、だね…』
「そろそろごはんですよー！」
話をしているとリビングからお父さんの声が聞こえてきた。
『はーい！』
そう返事をしてリビングへと向かう。
するとすでにさくらちゃんがリビングについていた。
『あ！今日はひやむぎなんだね！』
「さくらさんも、Aさんも麺類好きだものね」
『うん！』
「ねえ！Aちゃん！このお写真みてみて！」
「お母さんが16歳の時の写真だよ」
『うわぁ！すごく綺麗！』
「だよね！」
「世界一きれいで優しくて素敵な人だよ」
そういうお父さんはとても幸せそうな笑顔だった。
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氷壊寺礼(プロフ) - 失礼します。鋼の錬金術師のシンボル的なやつは正式名称「フラメルの十字架」です。 (2020年5月8日 22時) (
レス) id: ecbea78122 (このIDを非表示/違反報告)
言宮ノ華皇 - すみません。もう一つありました!!ページ44の勝負の結果は の後半のお父さんのセリフで「ごめんね、16歳から27歳まで僕が時間をもらってしまって」の「僕が」が、「棒が」になってました。お節介だったらすみません!! (2019年8月10日 15時) (レス) id: 3646678807 (このIDを非表示/違反報告)
言宮ノ華皇 - とっても面白かったです!!あと、誤字報告？です!!ページ42のお花は何処から？ の後半の「そのころお父さんたちは花の中を泳ぐようにして進んできた。」の「花の中を」が、「鼻の中を」になってました!!し、仕様ではないですよね…？ (2019年8月10日 14時) (レス) id: 3646678807 (このIDを非表示/違反報告)
よっぴ(プロフ) - カードキャプターさくらのお話少なかったので読めて嬉しかったです^^無理せずで良いので今後も更新していただけたら泣いて喜びます笑 (2019年7月23日 8時) (レス) id: 0069e98424 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうみん - りいくん友達なれるといいね、彼女ちゃんの前世強いなんだ、次回楽しみにしてます (2019年6月6日 5時) (レス) id: bf7cef9bae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くろにゃんこ | 作成日時：2018年4月9日 17時
