失くした恋との再会 part3

あとがき1 ページ21

さて！皆さま長い間本当にありがとうございます。
2日連続で更新からの最終回なんて、唐突で皆様に申し訳ないです泣




ここからはあとがきを書きたいと思いますので、少々長くなるかとは思いますがお話を読んでくれた皆様には読んでほしい裏話満載でお届けいたします！
(ハードルを上げていくスタイル)


まずはこのお話を書いた経緯からお話しさせてください。
「好きだけじゃいけないらしい」そんな言葉を目にします。
ドラマの中だったり漫画の中アニメの中などで、結構よく目にします。
じゃあ、好き以外ならなにが隣にいる理由になるんだろうと私は常々思っていました。
結婚だったら金銭面もあるだろうし、それこそ価値観もあるでしょう。
好きだけど価値観が合わない人といるよりも、価値観が合う人の方が楽だったり…。
きっとそんな風に少しだけズレてしまうなんてこと世の中にはたくさんあると思って、書いて見たお話でした。




ここからは3人について話していこうかなと思います
まずは赤葦くん。
一番辛く、そして辛抱強いキャラクターでした。なにもできないやるせなさ、何かをやってみても空振りしているのではないかと言う不安。それって恋愛において誰もが持ち合わせる感情。元カレの方がよかったのでは？なんて思ってしまう場面もしばしば…。けれど主人公ちゃんに決断する時間を与えて、とにかく隣で支えてくれたのは紛れもなく赤葦くんでした。辛くて苦しくてもとにかく待つ。それができるからこそ主人公ちゃんは赤葦くんと一緒にいたいって思ったんじゃないかな。






そして及川さん。
彼もとにかく辛いキャラクターでした。好きだ好きだという気持ちじゃダメなことを彼は少しだけ大人なので知っていました。けれど自分が持っていてあげられるものって好きって感情でしかなかったんですよね。主人公ちゃんには彼氏がいるから幸せだって安らぎだって全部持ってる。だからあげられるものはとにかく好きだという感情のみだったんです。それってすごくやるせないんじゃないかなって思うんですよね。でも及川さんは諦めず主人公に想いを伝えた上で優しく微笑んでくれました。なんていい男なんだ。。幸せになってくれ…。
ちなみに、及川さんと主人公ちゃんが見ていた映画は「君に読む物語」です。とても泣ける素敵な映画なのでぜひ見てみてください。









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