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ページ15

『あれ?言ってませんでしたっけ?』

「知らないわよ!」
「聞いとらん!」
「‥‥‥‥」

『でもまあ、血は繋がってないんですけどね
小さい頃一緒に育った弟みたいなもんなんですよ』

激戦を繰り広げた相手がAの弟だった事実
血は繋がっていなくとも、Aと幼少期を過ごしていたと言う事実

Aにはまだまだ自分の知らないことが沢山あることを再認識
Aの弟に負けたという事実はルッチのプライドを再び傷つけた

「ふっ、俺も強くならなくてはな‥‥‥」

ルッチは誰にも聞こえないくらいの声で決意を新たにした

『え?』

「さぁ、A」

『はい!』

「さっきの紙絵はなんだ
あの程度の紙絵で六式使いとは笑わせる」

『すみません‥‥』

「鍛え直してやるから‥
まずはカリファ‥
Aに服を着せてやれ」

「あらあら笑
ルッチ先生は気になって集中できないのね

A、服を選んであげるから船室行きましょ」

『あ、カリファさん
ありがとうございます!

ルッチ師匠、ちょっと待っててくださいね!』

「早く行け」



--------------

船室

「A、あなた何も持たずに旅してるの!?
女性としてそれはダメよ!
次の島大きいらしいから買い物しに行くわよ!」

『カリファさん、遊んでたら師匠に怒られます泣』

「そんなことで怒らないわよ
それより、A
もう私たちに組織のしがらみはないのだから、敬語なしでもいいんじゃない?もちろん呼び方はカリファね」

『でも、師匠ですし』

「あら、私は師匠じゃないわよ
ね?」

『そうですね‥‥‥


カリファ、これからもよろしくね!』

「!!!
ええ、A!よろしくね!

さぁ、どの服着てもらおうかしら」

『カリファ、なるべく動きやすい服で‥』

「あら!修行中でも女でなくちゃ!

これなんてどう?足のラインが綺麗に出るわよ!」

『いや、だから動きやすい服‥‥』

Aはしばらくカリファの着せ替え人形となっていたのだった
船室でカリファとAはさらに仲良くなっていた


--------------

甲板

「遅い」

「レディは準備に時間がかかるんじゃろう」



「お待たせ」
『お待たせしました』

「‥‥‥‥‥‥‥‥‥」

「似合っとるのう」

『ありがとうございます!』

ズボンこそ長いが、上はビキニと変わらないくらいの露出
カリファチョイスはセクシーだ
ルッチはまたまた言葉を失う

やっぱり後ろで笑ってる元CP9達がいるのはナイショ

‥→←‥



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あー(プロフ) - 皆さまありがとうございます✨ (2022年10月25日 1時) (レス) id: 4861b8a830 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶の子 - 続編おめでとうございまーす! (2022年9月30日 19時) (レス) @page4 id: f56e4f8029 (このIDを非表示/違反報告)
リズ(プロフ) - 続編めっちゃ嬉しいです‼️今後の展開期待してます‼️ (2022年9月30日 19時) (レス) id: c0ee422ad8 (このIDを非表示/違反報告)
わらびもち( ˙?˙ )(プロフ) - 大好きな作品なので続編嬉しいです!待ってました!! (2022年9月30日 19時) (レス) @page4 id: 9a29a4f1a2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:シマママ | 作成日時:2022年9月30日 17時

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