泳げる能力者 2nd

‥ ページ14

「A、悪魔の実の能力者だったの？」

カリファが問う

そう、元CP9メンバー達は人間Aしか見たことがなく、悪魔の実の能力者ということは知らなかったのだ

『そうなんです
訳あって隠してたんですけどね、
いまだに海軍のほとんどは私とペンギンは別だと思ってます笑

本当にお久しぶりです、皆さん』

CP9と海軍では中々会うこともないため、最後に修行をつけてもらったのは2年以上前と記憶している

「‥A‥‥‥」

「本当に久しぶりね！
海軍を辞めたの？
七武海に入ったとか聞いたから、一体どうしてるのか心配だったのよ」
「そうじゃぞ、元気にしとるか心配しとった」

『なんにも連絡できずにすみません
今回もこんな形で登場してきてしまって

海軍は頂上戦争を機に辞めました
今は海賊してます

訳あって師匠を探していました』

「ルッチを？」

「‥‥‥‥‥‥‥A‥‥」

「久しぶりのAの登場で放心状態みたいね」
「さっきからAの名前しか言ったらんしの笑」

久しぶりのAの登場に内心感極まってるルッチ

『師匠！お久しぶりです！
突然ではありますが、私は新世界に行きたいんです！
ですけど今のままじゃ、新世界に行っても生き残れないと思うんです

ですから、少しの間でもいいので修行をつけていただけないでしょうか？
お願いします！』

「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥」

『‥‥‥‥‥？？？
師匠？？？


ねぇ、ねぇ、カリファさん、師匠どうしちゃったんですか？
固まってますよ
私がペンギンだったこと隠してたから怒ってるんでしょうか？』

「ふふふ、A、男にはね色々あるのよ」

カリファほどのスタイルではないが、ルッチが気にかけている女が2年ぶりに目の前に現れ、黒いビキニ姿で立っている
この状況に流石のルッチも動揺を隠せていないようだ

後ろで他の元CP9達が笑っているのはﾅｲｼｮ

『師匠？？？』

「あ、あぁ、
修行か
いくらでもつけてやる」

昔から修行に関しては厳しいルッチだが、Aの頼みは絶対に断らない

『ほんとですか！？
ありがとうございます！！！』

「良かったわね、A
でもね、ルッチは今まだ全快じゃないのよ」

『ルフィと戦った傷ですね‥‥‥
弟がすみません‥‥‥』









「「「は？？？弟！？」」」

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