ノミンと同期の女の子2 (ページ19)

今日:43 hit、昨日:19 hit、合計:175,808 hit

青春のページ19

＿＿＿＿＿＿＿＿

JN「A！早く行こ〜」

JM「用意出来まちたか？」

HC「おせぇよ！」

黄色の制服を身にまとい、マークさんから貰ったうさぎと犬のキーホルダーをつけたリュックサックを背負う。

春、私たちは高校生になった。

＿＿＿＿

案外あっさり許可を貰えた学校生活に加え、学校行くなら携帯も必要だよね？はいこれ、と携帯の許可までも降りてしまい、優しくされればされるほどそろそろ私のタイムリミットが近付いてるのではないかと疑ってしまうこの頃。

久しぶりに会えた3人との高校の入学式

『みてみて！！スマホ！返ってきたの』

HC「え！連絡先交換しよ！！俺一番！」

『あ、チソンから連絡来てた』

HC「は？なんでチソン知ってんだよ！？！？」

『じぇのじぇみ〜交換しよ〜』

HC「は、？！俺！俺も俺も俺も！！！」

ピコンピコンと増えていく連絡帳に目をやれば、日本にいた頃の友だちや両親の名前に懐かしさを覚える。

JN「A、ちょっと携帯貸りてもいい？」

そう言うと、慣れた手つきでカトクやsnsなど私たちの年代には必要そうなものを次々に入れるジェノ。はい、これ俺とジェミンのカトクも入れたからねと連絡先とは別にグループチャットまで作ってくれた。

『へへ、嬉しいありがとう。』

HC「ちょっと待て、何？お前ら手に着けてるもん見せろ」

JM「可愛いよねこれ、Aが僕たちにくれたんだよ」

JN「今日はAも着けてるから、三人でお揃いだ笑」

HC「...は！？.......A、俺の事まだ嫌いなの、？」

『ふたりは私にカメラプレゼントしてくれたんだもん、ドンヒョクは何にもくれなかったじゃん。』

HC「.......」

お菓子あげたのにそれじゃ満足しないのか。食いしん坊のくせに！ドンヒョクのくせに！

JN「はいはい車乗って〜」

＿＿＿＿

車に乗った瞬間に届いたメッセージが言われ慣れない言葉で恥ずかしくなって、少し俯いた自分を後から後悔することになる。

ｼｭﾎﾟｯ

ドンヒョクエギ

ドンヒョク制服似合ってる、超可愛い

HC「あっれ〜？Aちゃん、何でそんなに顔赤いの〜？？」

『っ、嫌い！やっぱ嫌い！』

.