7話 ページ8
シウside
今日はいつにもまして愉快な報告が多いなぁ
そしてそれらを纏めるために私がいろいろ回すのもいつも通りだなぁ
私仕事しすぎだと思うのよ。だってこの後マイスター業も控えてるんだよ？？？
まぁ特に疲労はないけど
マスター時代の鬼周回に比べりゃあ、ね…
サーヴァントと比べればこんなの可愛いもんだよ
って思ったら本当にかわいく見えるんだからイカレてんなぁと我ながら思う
別にね、報告書だってね、バーサーカーとかもろもろに比べればマシだよ。うん
あれかな。今日はカザキリドリが鳴いてたからそれで忙しいのかな
絶対違うと思うしもっと嫌な予感の方的中してるんだろうけど…これランヌさん寝れる？大丈夫？
エマ「激しい報告がいっぱいですね」
ランヌ「ええ。今日はいつにもましてクレイジーな内容が多い気がします。
そしてそれをいつも通り捌いていく彼女の背中がとても大きく見えますね」
エマ「全部に対応するなんて、って思うようなものなのに。シウちゃんのお陰で全部対応できてますもんね」
ランヌ「ゴッドですかね彼女」
エマ「もうシウちゃんなしで生きていけない…」
『ほらそこ、お喋りは残業なしで帰ってからにしなさいな。今日乗り切ったらレストランで奢るから、気張れ』
「「「シウさん神」」」
『次の報告〜』
レストラン予約してるし奢るし貸切ってるし、ちゃんと残業までに終わるようにしとくから、頑張りなさいね
こういうところが好かれる要因なんだろうなぁ←自覚あり
ランヌ「＿＿今日もありがとうございます、シウ。お陰でうちは回ってますよ」
『夢追う者たちから無茶振りされるのは世の常ですのでね。無茶振りの数や難易度は、彼らがそれだけ夢に真剣だという証
困難である分、キーパー冥利に尽きるというものです』
エマ「彼らを信じて、彼らの夢がかなうように全力で支える。それがギルドキーパーの仕事、だもんね」
ランヌ「グレイト！二人とも、よい心構えです。シウに至っては貫禄さえ感じますよ」
まぁ伊達にマスターやってきてないからね
いいよ、どんな無茶でも来いってんだ
なんでもやるわけではないけどね…？＾＾
エマ「あはは。おばあちゃんの受け売りなんですが」
エマの祖母、ゲルダさんは、伝説のギルドキーパーとして名高かった人
既に亡くなっているけれど、彼女は祖母のようになりたいと夢見ている
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 29人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ルウ(プロフ) - 新作おめでとうございます！「魔界の異邦人」や「前世は柱、今世はヒーロー？」も応援しています！体調に気を付けながら更新頑張って頂けたら嬉しいです。 なんといっても、零月 さんの作品は神作だらけですからね！私の生き甲斐です！ (9月21日 22時) (
レス) id: e1051b8db4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
