27話 ページ28
シウside
善性というものは、いつもいつも……
都合がいいよなぁ？物語に組み込むのに、これ以上の適性はいまい
ああ、気分悪い
ナヴィ「主人様はイイ子ちゃんだねぇ」
『本当に、心配になるくらいイイ子だよ』
エマ「……そういえば聞きそびれてたけど、なんで私のこと主人様って呼ぶの？」
『鍵の持ち主だからでしょ』
エマ「そっか…」
わぁ、未だに混乱中だなぁ
まぁいっか
どうせそのうち嫌でも理解するんだ
なら、今のうちに戸惑っときなよ
戸惑う暇すら与えてくれない
そんなことになったらいよいよ悲惨だ
そうなったら手遅れだよ
私はそれを、嫌と言うほど理解してから、嫌と言うほど経験してきたからね
『じゃあ、私は事態の収拾を近隣に伝えてくるよ。。このあとレストランでとりあえず落ち着こうか』
エマ「うん。いろいろとありがとう」
『いいよ別に。首突っ込んだのは私だしね
ナヴィたちもありがとう、手を貸してくれて。今夜はゆっくり休んでね』
ナヴィ「別に〜？起きたら遊んでね★」
『ものによるね』
ナヴィ「ちぇー」
オベロンよりよっぽど素直でいい子だしサーヴァントと比べても全然可愛いんだよなぁ
ん？なに？
素直ってオベロンから一番遠い言葉でしょ？
君は素直なんじゃなくて正直なんだし
なに突っ掛かってきてんのさ
はいはいうるさいよ。そのまま好きに騒いでなよ
私は、オベロンがそうやって言葉を紡ごうとしてくれるのが好きだから
言わないのが君の誠実。言葉を紡ごうとしてくれるのが君の優しさ
何とか言葉を紡ごうと、必死に選んでねじ曲がらないように伝えようとしてくれる君の思いが、どうしようもなく好きだ
…………ふふ、君は存外こういうのに弱かったりするよねぇ
っははは！本当素直じゃないなぁ
”大嫌い”？
うん、私も好きだよ
っくく…！ふふ、キャストリアみたいに妖精眼で通じ合うのもいいけど、”視えない”からこそわかる感じもいいよなぁ
正直なんだもん、オベロンは
あーー……本当。これだから君と話すのは好きだなぁ
……ふふだからこういうのに弱いよね、オベロン
なんだかんだ付き合ってくれるの嬉しいよ
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ルウ(プロフ) - 新作おめでとうございます！「魔界の異邦人」や「前世は柱、今世はヒーロー？」も応援しています！体調に気を付けながら更新頑張って頂けたら嬉しいです。 なんといっても、零月 さんの作品は神作だらけですからね！私の生き甲斐です！ (9月21日 22時) (
レス) id: e1051b8db4 (このIDを非表示/違反報告)
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