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JM「何驚いてるの?笑
昼に会ったじゃん」


ってスラーって部屋の奥に入って行っちゃうから、
私は慌ててジミンさんの後を追う。









JM「何突っ立てるの?鍵締めてきて?」

なんか、私の知ってる
アイドルジミンさんじゃない。








『はい!鍵締めます!』

JM「…………バカなの?
ほんとに頭を抱えるほどのバカだね」









え。





鍵を締めに行く途中の私をジミンさんが止めた。









JM「僕がもし、危ない男だったら、
Aに悪いことするかもしれないのに、
ノコノコここまでやってきて、
元気よく返事して鍵締めますって言って。
僕のこと、どんだけ信じてんのって」


ジミンさんからは
アルコールの匂いがした。


JM「って、ごめん。
優しい、アイドルのパク・ジミンじゃないと、
僕のファンじゃなくなっちゃうね」


って困ったように笑うから。







違うの、





『私、ジミンさんの良いところじゃないところもちゃんと見たいです』

って言ったら、

JM「ほんとバカだね」

ってため息をついた。









JM「本気で言ってるの?」

『ほっ本気です!!!』









ジミンさん、って7人でいるとき
華奢に見えるし小さく見えるのに、
目の前のジミンさん、
完全に素敵な、男性って感じの
男性っ………って私何言ってんの?
つまりなんて言うの、オス感強めじゃない?
いつもの乙女はどこいったの?




JM「日本の高校生ってお酒飲めないんでしょ?」

『え?あ、そうですけど、』

JM「飲んだことある?」

『ないです、』

JM「飲んでみる?」

『えっと、………はい』

JM「未成年にお酒って飲ませたらダメらしいね。
アイドルだともっとダメかもね。
でも少しくらいいいよね」

『えっと、』

JM「ちょっと辛口で度数強いから気をつけてね」



なにこれ。
私はベイビーモチさんがジミンさんであることを
確かめに来たのに。
目の前のジミンさんは
優しいベイビーモチさんでも、
可愛いアイドルのジミンさんでもなくて






飲んでみる?って言ったくせに
ジミンさんはグラスにシャンパンを注がずに、
普通にシャンパンを口に含む。







そして。









.









.









.









『……!?、』









.









ジミンさんはシャンパンを含んだその口のまま、
私の口にシャンパンを流し込んだ。



つまり、




どう、なってるの?


.

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設定タグ:BTS , 防弾少年団 , ジミン   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:やきにくさん | 作成日時:2021年8月22日 23時

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