TH ページ20
JM「イライラする」
どうも、テヒョンです。
ジミナがこうなる時は、
珍しいんです。
いつもは穏やかな子なんです。ほんとです。
握手会が終わってから、
ずっと髪をかきあげて、
貧乏ゆすりしてます。
んんー、俺が大邱にいたころ
思い描いてたザ・釜山男子だよ、ジミナ。
TH「今度はどうちたのー？ジミナぁー？」
メイクをコットンで押さえながら
落として、変なダンスしながら
ジミナに近づいて
ジミナの機嫌を取ろうとしたけど、
逆撫でしたみたいだ。
JM「なんで触るんだよ」
さ、触る？なにを？
JM「Aは僕に会って、僕のために流した涙で、
あの涙は僕のものだったんだよ、
なんでそれをテヒョンが止めるの？」
TH「…………は？中二病？大丈夫そ？」
JM「なんで僕より先にテヒョンが、」
なんかよくわかんないけど、
俺が怒らせたっぽいよ。
てかAって誰。
JM「ジョングクは頭を撫でるし、ナムジュンヒョンは愛嬌するし、ジンヒョンは手ぇ握るし、ホソギヒョンは指ハートでしょ。ありえないよ。僕のファンじゃなくなったらどうするつもり」
TH「…………ジミナのファンは数えきれないくらいいるじゃん？」
JM「だめ。あの子は僕のファンじゃなきゃ嫌」
ってソファに横になった。
JM「もう僕は終わりだ。全部バレた上に、他のメンバーに彼女は会っちゃったんだから。そのうち、一番は僕じゃなくてジョングクになるよ。僕は二番手だ。二番手の男でいいよ。二番手として僕は頑張って行くよ」
TH「何の話ー？早く化粧落としなよー」
いじけてるジミナは俺と同じくらい
タチが悪い。
それにしても。
泣いてる子の涙を止めたのは一人だけ。
制服で………ちなみに美人だったな。
TH「んー、たしかにあの子可愛かったなぁ。
タイプの顔してたわ」
JM「………」
TH「こ……………こわっ、
睨まないでよ！冗談だって！」
…………まぁ、冗談じゃないけどね？
.
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作者名：やきにくさん
| 作成日時：2021年8月22日 23時
