“永遠も約束もないけれど”-JM- ページ31
朝の6時。
隣で眠るAを起こさないように、
ベットから出て、
シャワーを浴びて、
服を着た。
何も着てないAの
寝顔を僕は眺める。
大邱に、行くなって、
僕が頼んだとしても、
きっとAは
大邱に行くことを選んだよね。
ねぇ、知ってる、?
大邱に帰ってきてから、
Aは大邱の話をするようになったよね。
前は地元の話なんて、
聞いても答えてくれなかったっていうのに。
JM「最後まで、テヒョナばっかりだったね」
テヒョナなんて
忘れさせるって言ったのに、
忘れさせてあげられなくてごめんね
『………ん、?ジミナ?おはよう、早いね?』
JM「A、」
『ん?』
JM「もう会えないかも、僕」
『え?なんて?』
JM「ありがとう、楽しかったよ」
『…………何言ってるの?どういう意味?』
JM「テヒョナは歴代一位だからさ。
ずっと一番だったの。
そんなテヒョンの元カノを
モノにしたら、僕も自信がつくかなって」
『ジミナ、?』
JM「ごめん、ただ利用したんだ。
テヒョナの一位が気に食わなくて、
君で遊んだ。」
『そんなの嘘じゃん、』
JM「嘘じゃないよ」
『私のために嘘ついてるんでしょ?』
JM「……なにそれ、笑
残念だけど、ただの事実だよ。
君のこと、利用しただけ。
好きじゃないよ」
『……っ』
JM「でもありがとう、それなりに楽しめたから」
そのおでこに軽くキスして、
僕はホテルを出た。
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作者名:やきにくさん | 作成日時:2021年2月11日 15時