Reborn【ハリーポッター】 (ページ32)

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32.Cry ページ32

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フラッフィーのところに行かなくちゃ。この時期にこのタイミング。絶対に何かある。

｢あれは...ハリーとロン？｣

グリフィンドールの流れに逆らい、ハッフルパフの集団にひっそりと着いていく影が2つ見えた。……あー、こっちも気になる。

｢パパっとフラッフィーのところに行って戻って来ればいいわね｣

そうとなれば善は急げ。私はフラッフィーのいる4階へと姿あらわしした。

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『だから、誰だってあいつには我慢できないっていうんだ。まったく悪夢みたいなやつさ』

ロンの言う通りだった。

別に知識をひけらかしたいわけじゃない。ただ間違いを正しただけ。それでも、私の言い方はどうも高圧的に感じるらしい。

分かっていた。私にはA以外に仲良くしてくれる友達なんていない。Aですら、もう私を友達とは呼んでくれないかもしれない。

『Aがあんな状態になったのも、あいつが広間で＿＿』

怖い。もし本当に私のせいだったら？私のせいで二度とAが目覚めなかったら？

感情がぐちゃぐちゃになって、授業どころではなかった。溢れ出る涙は一向に止まる気配がない。

寮に戻る前に勝手に涙が零れて、慌ててトイレへ駆け込んだ。パーバティが来てくれたけど泣いている姿なんて見られたくなくて追い返してしまった。

きっと、こういうところが私の悪いところだ。

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cry_泣く。