Reborn【ハリーポッター】 (ページ21)

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21.Severus Snape ページ21

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はやく来すぎたせいか、地下牢にはまだ2.3人程しかいなかった。それにしてもセブルスが教師なんて未だに信じられないわ。どんな授業するのかしら。

恐らく、彼がスリザリンを贔屓するのは本当だろう。特にグリフィンドールには当たりが強いはず。

彼がグリフィンドールを嫌いなのは知っているし、嫌いになっても仕方がないとは思ってる。けど、だからといって今の子達には何も関係ないんだから贔屓するのは理不尽だ。

まあ、そんなこと言ったって聞き入れてくれるわけないけど。

そんなことを考えていたらいつの間にか生徒たちは全員揃っていて、セブルスがやってきた。他の先生同様出席をとり、ハリーの名前まで来て止まった。

｢ああ、さよう｣

｢ハリー・ポッター。我らが新しい＿＿＿スターだね｣

猫なで声で彼はそう言った。マルフォイはグラッブとゴイルとクスクス冷やかし笑いをした。

その後彼は熱く大演説を行った後、大きな声でポッター！と叫んだ。何もそんなに大きな声で呼ばなくても.....。

｢アスフォデルの球根の粉末にニガヨモギを煎じたものを加えると何になるか？」

｢……分かりません」

こんなの何も教わってない状態で聞かれたって分からないわよね。.....ハーマイオニーだけは別みたいだけど。

彼女ってほんと努力家よね。私にはできないことだわ。

｢チッチッチ───有名なだけではどうにもならんらしい｣

セブルスのハリー弄りは彼が卒業するまでずっと続きそうだわ.......。

｢ポッター。もう1つきこう」

｢ベゾアール石を見つけてこいといわれたら、どこを探すかね？」

｢わかりません」

ハーマイオニーは限界まで手を伸ばした。勉強への執念が強いのは授業で分かっていたが、ここまでとは。

｢ではポッター、モンクスフードとウルフスベーンとの違いはなんだね？｣

｢わかりません｣

ハリー、諦めないで。何か適当に答えたら当たるかもしれないじゃない！そんな顔しないで！！

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Severus Snape＿セブルス・スネイプ。