Reborn【ハリーポッター】 (ページ14)

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14.Griffindor ページ14

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歌が終わると広間にいた全員が拍手喝さいした。四つのテーブルにそれぞれお辞儀して、帽子は再び静かになった。

「僕たちはただ帽子をかぶればいいんだ！フレッドのやつ、やっつけてやる。トロールと取っ組み合いさせられるなんて言って｣

ロンがハリーとAにささやいた。2人は苦笑いをうかべる。マクゴナガルが長い羊皮紙の巻紙を手にして前に進み出た。

「ABC順に名前を呼ばれたら、帽子をかぶって椅子に座り、組分けを受けてください」

「アボット・ハンナ！」

ピンクの頬をした、金髪のおさげの少女が転がるように前に出てきた。椅子の上に座り、帽子が被せられる。

すると帽子が叫んだ。

｢ハッフルパフ！｣

ハンナは嬉しそうにハッフルパフの席に着いた。

それからシェーマス、ネビル、ハリー、ハーマイオニー、と多くの生徒の名前が呼ばれ、ついにトワの番になった。

｢おお、またお前さんか。何回目だ｣

｢分からないけど、そんなことどうでもいいじゃない？｣

脳内で会話する感覚はいつになっても楽しいな、という子供じみた考え。きっと帽子さんはとっくに分かっているのだろう。

｢相変わらず読めないなあ、お前さん｣

｢＿＿＿さて｣

｢今回は今までとは少し違う様子だな。やりたいことがしっかりと決まっておる。それにどんな手を遣ってでもやり遂げるという強い意志も。ふむ。お前はどこへ行きたい｣

｢嫌だわ帽子さん。分かってるくせに｣

｢...後悔するでないぞ｣

｢グリフィンドール！！！！｣

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Griffindor＿グリフィンドール。