転生したら天才に!?【KZ事件ノート】〜幼少編〜

No,8　オーディション ページ12

秀明に通うのも慣れ、ついに『あの』オーディションの日。

そう、KZとSGの。

あれから(No,6参照)考えてみて、私の前世の才能をいかそうと思う。

だって、今まで出来なかった運動が出来るようになってたなら、得意でやってた“ダンス”が神級なんじゃないかと思って！！

思ったら、自室で試しに“少女時代”の適当にPCで調べてでた奴の動画を何回かみてやったらほぼ完コピした…。

私マジ神ってるわー…。

で、自分で言うのも難だけどせっかくほとんどなんでも出来る天才なんだから、作詞作曲してダンス創作してみた。

…ヤバイ、かっこいいかも！

母様にもここまでの経緯を天才とかを抜いた説明をしてからダンスを見せたら合格！！！！って叫んでた。

母様…壊れないで！！！

そしてとうとう今日が本番。

なんか皆オシャレしてきたみたいだ。

私もダンスに合わせてレースが付いた白いブラウスに下は黒い無地のショートパンツと。

それから、ちょっとオシャレをしてオレンジ系の二重ネックレスに踊りやすさを考えヒールがついたスニーカーを履いてきた。

「おい、お前なにつったってるんだよ？」

和ちゃんじゃない！

KZもここ？

「ああ、SGとKZ審査員同じみてぇ。」

ふーん…変わってるね。

同じ会場なんてさ。

「まぁな。そいえば、あいつ知ってるか？」

え、誰？

「黒木貴和。そいつ、ここに一ヶ月前に入ってきたらしいんだけどAと同じトップになって…。」

黒木くんはここで出会うんだぁ…。

にしても後は若武とアーヤだけだね。

二人はもう少し先かな？

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