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おはよう。 ページ4
翌朝、目が覚めた。あんなに何度も求め合ってしまった割に、酷く朝早くに目覚めた。理由は分からないが、ありがたいことだった。身体も、だるさは残るが痛くは無い。
グラジオを見やると、少々寝乱れた金髪に女の子にも見える程の整った顔。パジャマの胸元から覗く鎖骨にもどきどきしてしまう。朝が弱いグラジオは、いまだにぐっすり眠っているようだった。
「Ψ…。」
あれ？起きてる？
しかし、その後に言葉は続かない。不明瞭な声が何やら聞こえて、静かな寝息に戻った。夢の中の私が少し羨ましいけど、私はご飯を作らなくては。何を作ろうかと、ベッドを抜けだしながら考えた。
終わり
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作者名：山羊 | 作成日時：2017年4月10日 7時
