検索窓
今日:2 hit、昨日:5 hit、合計:601,765 hit

自滅状態 〜鯰尾side〜 ページ29

「お邪魔しまー……おわっ!」



立てつけの悪い三階の扉を開けるといきなり、中身が空になっているガラス瓶が飛んできた。



飛んできた方向に視線を移せば、時間遡行軍が威嚇していた。



鶴丸「ははっ。こりゃあ驚いたな。俺たちが居るってことがもう分かったのか! 鯰尾、どれくらい居るんだ?」



「脇差一振り、打刀三振り、太刀二振りですね」



鶴丸「そうか。それなら俺たちも、驚かせてもらったお礼をしないとなぁ!」



二人同時に抜刀し、瞬時に相手の背後に回り込む。



こんな所に長く居る程俺たち、暇じゃないんですよ。



「早く死んでもらえます?」



敵の背中に本体を捻じ込む。



呻き声をあげて前方に倒れ込むが、俺にとっては知ったことではない。



ふと、いつの間にか挟み撃ちをされていたことに気が付く。



「これで最後だ!」



敵二体が同時に俺に向かって走って来たので、タイミングを見計らって攻撃を避ける。



敵は俺の行動が読めなかったのか、勢いのあまり互いが互いの心臓を刺すという自滅状態となった。



鶴丸「ははっ。こっちも驚いた! 自滅状態じゃないか!」



俺の行動に目を丸くしてから、喉を鳴らすように笑う鶴丸さん。



「鶴丸さんも終わりましたか。早いとこ、四階に行きましょう」



未だに笑っている鶴丸さんに苦笑しつつも、四階へと向かった。

ストレス発散 〜舞織side〜→←主の面影 〜蛍丸side〜



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (267 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1020人がお気に入り
設定タグ:刀剣乱舞 , 愛されたい , ブラック本丸   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

まじゅっちゃん(プロフ) - ふじもんさん» ギャーギャーピーピーうるせぇなってことですよ!面白いなって思って使ってみました!(笑) (2018年11月18日 17時) (レス) id: c4baafbcb4 (このIDを非表示/違反報告)
ふじもん(プロフ) - 待ってギャーピーって何笑ギャーギャーは分かるけどギャーピーって笑 (2018年11月17日 21時) (レス) id: 72a2d2ef64 (このIDを非表示/違反報告)
まじゅっちゃん - 豆王さん» 続編作りましたよ!是非ご覧ください! (2018年8月11日 22時) (レス) id: c4baafbcb4 (このIDを非表示/違反報告)
豆王 - うおっ!続編ですな!お待ちしておりますぞ! (2018年8月11日 17時) (レス) id: 2f9ad457d5 (このIDを非表示/違反報告)
まじゅっちゃん - 薄桜鬼☆ハルハルさん» コメントありがとうございます!良い作品と褒めていただき光栄です!今後も心に響く作品になるようにより一層頑張ります! (2018年8月7日 17時) (レス) id: c4baafbcb4 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:まじゅっちゃん x他1人 | 作成日時:2018年4月21日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。