自滅状態 〜鯰尾side〜 ページ29
「お邪魔しまー……おわっ!」
立てつけの悪い三階の扉を開けるといきなり、中身が空になっているガラス瓶が飛んできた。
飛んできた方向に視線を移せば、時間遡行軍が威嚇していた。
鶴丸「ははっ。こりゃあ驚いたな。俺たちが居るってことがもう分かったのか! 鯰尾、どれくらい居るんだ?」
「脇差一振り、打刀三振り、太刀二振りですね」
鶴丸「そうか。それなら俺たちも、驚かせてもらったお礼をしないとなぁ!」
二人同時に抜刀し、瞬時に相手の背後に回り込む。
こんな所に長く居る程俺たち、暇じゃないんですよ。
「早く死んでもらえます?」
敵の背中に本体を捻じ込む。
呻き声をあげて前方に倒れ込むが、俺にとっては知ったことではない。
ふと、いつの間にか挟み撃ちをされていたことに気が付く。
「これで最後だ!」
敵二体が同時に俺に向かって走って来たので、タイミングを見計らって攻撃を避ける。
敵は俺の行動が読めなかったのか、勢いのあまり互いが互いの心臓を刺すという自滅状態となった。
鶴丸「ははっ。こっちも驚いた! 自滅状態じゃないか!」
俺の行動に目を丸くしてから、喉を鳴らすように笑う鶴丸さん。
「鶴丸さんも終わりましたか。早いとこ、四階に行きましょう」
未だに笑っている鶴丸さんに苦笑しつつも、四階へと向かった。
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まじゅっちゃん(プロフ) - ふじもんさん» ギャーギャーピーピーうるせぇなってことですよ!面白いなって思って使ってみました!(笑) (2018年11月18日 17時) (レス) id: c4baafbcb4 (このIDを非表示/違反報告)
ふじもん(プロフ) - 待ってギャーピーって何笑ギャーギャーは分かるけどギャーピーって笑 (2018年11月17日 21時) (レス) id: 72a2d2ef64 (このIDを非表示/違反報告)
まじゅっちゃん - 豆王さん» 続編作りましたよ!是非ご覧ください! (2018年8月11日 22時) (レス) id: c4baafbcb4 (このIDを非表示/違反報告)
豆王 - うおっ!続編ですな!お待ちしておりますぞ! (2018年8月11日 17時) (レス) id: 2f9ad457d5 (このIDを非表示/違反報告)
まじゅっちゃん - 薄桜鬼☆ハルハルさん» コメントありがとうございます!良い作品と褒めていただき光栄です!今後も心に響く作品になるようにより一層頑張ります! (2018年8月7日 17時) (レス) id: c4baafbcb4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まじゅっちゃん x他1人 | 作成日時:2018年4月21日 0時