【忍たま】紅の葉 (ページ5)

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４話　　忍術学園ページ5

清吉さんには奥さんがいる

ハルさんって言って料理が凄く上手い

ハル「Aちゃんや、薪割りを頼めるかのー？」

A「はい」

タイムスリップして３ヵ月ほど経った

この３ヵ月で俺は十分に馴染んだと思う

薪割りを始め、水汲み、川での洗濯、風呂焚きに畑仕事、イノシシ狩り

色んな事を教えて貰った

ハル「Aちゃんは物覚えがいいけん、助かるちゃよ」

A「そうですか？」

清吉「あぁ。ここに来た頃は何も知らなかったのが信じられん」

現代の暮らしとは大分かけ離れた生活に最初は戸惑いもあった

ハル「これなら大丈夫じゃ」

A「何がです？」

清吉「こんな山奥じゃ、何も学べん」

ハル「同い年の子もおりはせん」

たしかにこの家は驚くほど山奥にある

ご近所さんも徒歩３０分くらい先

清吉「忍術学園に行ってみんか？」

・・・・・・忍術学園？

忍術学園ってあの忍術学園？

ハル「Aちゃんはなら大丈夫じゃ」

タイムスリップした拍子にどういう訳か俺の身体が若返った

清吉さんとハルさんの見立てでは１０くらいとのこと

清吉「学費の心配ならいらん」

ハル「これでも結構蓄えがあるんじゃ」

清吉「忍術学園で多くの人と関わり、学んできなさい」

こうして俺は忍術学園に入学することになった