【忍たま】紅の葉 (ページ26)

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２５話　サボりページ26

クラスに馴染めない

元は高校生ってことも多少は・・・・・０.１％くらいはあるのかもしれないけど

クラスに馴染めない

静かなクラスってないのか？

後輩が出来て浮かれるのは、分かるけど

煩すぎるだろ

伊作「大丈夫？」

A「何が？」

伊作「なんか辛そうだから」

そりゃー、辛いですよ

ザワザワしてる周りの声が全部頭に入ってくるんだから

先生の声をが所々聞こえないし

どの情報が必要か分からない

食満「・・・・・・・・」

A「少し抜ける」

伊作「保健室に行くならついて行こうか？」

A「ありがと、大丈夫」

教室を抜けて、人の声が聞こえない所に行くと楽になった

やっぱ騒がしのは苦手だ

ゲームセンターとかも音が大きいから好きじゃない

小さい子向けの所なら行くけど

紫月「A？」

A「こんにちは」

紫月「こんにちは、授業はどうしたんだ？」

A「・・・・・サボりです」

紫月「そっか。次の時間から行けそうなら行きなよ」

A「怒らないんですか？」

紫月「怒った所で解決する訳じゃないし。理由もなく、サボったわけじゃないだろ？」

A「・・・・・・」

怒られると思ってた

前はトイレで一人泣きながらサボっていた

教室に居とく事が苦痛で

泣きながら一番奥の個室で籠って泣いてた

短い時で１時間

長くて３時間

ずっと独りで泣いてた

感情を上手くコントロール出来ずにいた

誰かに見つけて欲しかった

だけど、見つけてくれる人はいなかった

紫月「あー、泣くな。

大丈夫、怒ってないからな」