【忍たま】紅の葉 (ページ16)

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１５話　冬休みページ16

仙蔵「冬休みはどうするんだ？」

A「住み込みで働く」

本来なら俺は高校３年生の１８歳で、清吉さんとハルさんの見立てでだいたい１０歳くらいと

お二人にも俺がどういう経緯で山の中で倒れていたのかは話していない

話したところでどうにかなるような問題じゃないし

俺が清吉さん家で着ていた着物は清吉さんの息子さんが子供の頃に着ていたものらしい

仙蔵「親御さんは？」

何となく予想していた質問だが答えにくい

A「・・・・・・・・・・」

仙蔵「すまない」

誤解された？

A「山で倒れている所を老夫婦に拾われ、だいたい１０歳くらいだと」

潮江「その人達の所に帰らないのか？」

A「春休みには帰る」

冬は雪が降り積もって帰れそうにない

。

。

A「よろしくお願いします」

俺が来たのは花町

楼主「まだ子供じゃないか」

A「１０でございます」

生きていくための方法

陰間か

楼主「なかなかの美貌だが親御さんは？」

A「いません」

楼主「ここがどういうとこか知って来てるのか？」

A「はい」

無駄に１８年間生きてきたわけじゃない

女を抱くことも

男との肉体関係も知っている

楼主「ここで何を求める？」

A「学費と生きていくための知識です」

楼主「どっかの生徒か？」

星羅「はい。長期休みや数日の休みに雇って欲しいのです」

楼主「・・・・いいだろ。その年でかなりの美貌。今から育てれば、かなりの上玉になる」

A「ありがとうございます」