sweet answer.｡*-3-【金田一少年の事件簿neo】

鬼火島殺人事件07 ページ7

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はじめ「手伝いますよ。



俺バイトの金田一っていうんです」






「あたしも手伝います。



アルバイトの名字です」







あたしたちが手を貸そうとしたけど、







椎名「あぁ気にしないで。こけた俺が悪いんだ」






そう言って断られる。







はじめ「いやでも…」






椎名「僕もともとそういうキャラだから。



お気持ちだけ。ありがとう」







そう言って椎名さんは、



みんなのもとに走って行ってしまった。








川崎「まったく、仲がいいんだか悪いんだか」






う〜ん、見た感じ仲良くは見えないけどな…




川崎「あいつらみんな不動総合病院に勤める


医者の子どもたちでね。特にほらあの赤いシャツ。



森村っていうんだけど理事長の息子なんだよ」






はじめ「へぇー」






森村「で、泊まるとこどっち？」






すると






塚原「ようこそ…鬼火島へ」







ひとりのおじいさんが姿を現した。



いつのまに…







塚原「研修医の管理人を務めております、塚原です」





はじめ「鬼火島？ここって不知火島じゃないんですか？」







はじめの問いに塚原さんは







塚原「ご案内いたします」







答えることなくあたしたちを案内した。







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悲しみ。後悔。恨み。






そんなひとの思いがあまりに強いとき、



怨念となってこの世界を漂うという説がある。







鬼火とはその怨念が火となって現れる心霊現象。







そうこの不知火島。






別名、鬼火島はそんな鬼火が



集まる場所として語り継がれている。







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