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山side
ドアの前に立って、深呼吸をした。
よし。
小さく気合を入れてノックする。
出てきた龍さんは少し怪訝な表情。
「あの…桜庭さんに謝りたくて…。」
力の入った俺の握りこぶしに視線を落とした後、
「聞いたんですね？」
龍さんが俺を見つめた。
「はい。知らんかったとは言え、怖い思いさせて…言われてたのに…。」
後悔しても仕切れない。
思い浮かぶのは、恐怖で涙を浮かべた彼女の顔。
「まだ眠ってます。…じゃあ、お願いできますか？」
龍さんはそう言うと、背中をドアにつけて、俺に入るよう促した。
「はい。あの…起きたら…行きますんで、」
頭を下げると、龍さんは優しく微笑んで部屋を出て行った。
そっと…ベットサイドに近づいて…
彼女の寝顔を見つめる。
Aと並んでも引けをとらないほど綺麗なこの人は…
Aと同じように、どこか男に一線を引いている近寄りがたい雰囲気で…
その理由がまさかこんなにひどい内容だったなんて…
頭を抱えた時…
ベットの軋む音がして…
彼女がうっすらと目を開けた。
「だ…大丈夫か？」
驚かせないように小さな声で聞くと…
彼女は不思議そうに瞬きを数回した後…
“あぁ…”と思い出したようにため息をついて…
「ごめんなさい。ご迷惑おかけしました。」
苦しそうな顔をした後に、俺を見つめた。
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◎まる◎(プロフ) - nonxileさん» このシーン、書いてて楽しかったですー（≧∇≦）！今夜も更新したいと思ってます！ありがとうございます！ (2019年11月6日 8時) (
レス) id: 4e9470d447 (このIDを非表示/違反報告)
nonxile(プロフ) - 直人さんマネ最高です（≧∇≦）更新楽しみにしてます！ (2019年11月6日 6時) (レス) id: 72fce42f41 (このIDを非表示/違反報告)
◎まる◎(プロフ) - さこさん» さこさん(≧∀≦)！ありがとうございます！ここ数日はドSモードで書いておりました！泣いてもらえたと聞いて、私の方が感動しております！今日も順調に下書きができたので、明日も更新しますね！ (2019年11月5日 23時) (レス) id: 4e9470d447 (このIDを非表示/違反報告)
さこ(プロフ) - ◎まる◎さん、こんばんは！主人公にこんなとてつもない過去があっただなんて、しかもお別れとか、、、。涙を流して読みました。これからどうなるのが、ものすごく気になります。次の更新も楽しみにしてますね！ (2019年11月5日 22時) (レス) id: d95e73f21b (このIDを非表示/違反報告)
◎まる◎(プロフ) - ガンちゅうさん» うわぁ(≧∀≦)！ガンちゅうさん、お久しぶりですー(^-^)！コメント嬉しいです！実は、下書きの方がゴール見えて来まして、そっちに夢中になってました。今夜、更新します！早く怒涛の更新したいですー。 (2019年11月5日 12時) (レス) id: 4e9470d447 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：◎まる◎
| 作成日時：2019年10月26日 11時
