電車 ページ18
楽しそうにアトラクションではしゃぐA。
でも、何度も苦しそうに、顔を歪めて咳き込んで。
その度に大丈夫だから、って笑う。
そんなAが心配で何度も罪悪感で胸が痛んで。
でも、外になんて、なかなかいけないから帰りたくない、なんていうAの言葉に甘えて。
結局、夕方まで遊んで、お土産を買って。
二人で電車にゆられて病院に向かう。
コテン、って頭を俺の肩に預けて、眠ってるAがすげぇ可愛くて、こっそり写真、とったりしちゃって。
俺らしくねぇな、なんて笑う。
俺の微笑みで、何人かの女が少し頬を赤らめるのが視界に入ったけど、俺の微笑みはAのものだからー、ごめんねー、なんて心の中でふざけて。
まぁ、俺ってモテるからなぁー、なんて。
Aの綺麗な髪を撫でながら、そこにそっとキスを落とした。
電車の中だけど、今日は割と吸いてたし、女子が数人、こっちを見てたから、これは仕方ないの。
別に、我慢できなくなった、とかじゃないから。笑
ぎゅってAの肩を抱く。
Aの頭に俺の頭をコツン、ってぶつけると
Aは安心したみたいにすりすりと擦り寄ってきた。
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か〜なん(プロフ) - のんさん» コメントありがとうございます！お返事が遅くなってしまってすいません…・もうすぐ完結の予定なので、最後まで付いてきて下さると嬉しいです(*´∀｀*) (2015年2月28日 22時) (
レス) id: d79f013d4a (このIDを非表示/違反報告)
のん - すごく.ドキドキする話で早く続き読みたいです! (2014年8月21日 8時) (レス) id: e8d2e5b18c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：か〜なん | 作成日時：2014年8月9日 1時
