僕らは２人で１つなんです！【歌い手】

５くりーむぱん ページ7

輝side


A・・・Aのファンクラブのヤローどもの視線が痛いんだが・・・


そんなこと言えるはずもなく、真顔で隣を歩いていく


こいつは俺のだ・・・って、主張するみたいに


Aは俺より小さくて、ちょっと抱きしめたら折れてしまいそう



め「A、じゃ、昼に裏庭な？」

『あ、うん。じゃね！』



クラスが離れてんのが悔しいとこ

俺がA組、AがB組

男子にAがじろじろ見られてるなんて、マジで怒りそう


Aはファンクラブの存在じたい知らないから見られてるのも気にしてないけどｗ


女１「あ、鹿島くんだぁ〜！おはよぉ！」

め「あぁ。」

女１「キャーッ鹿島くんと挨拶できたっ」



いや、してないだろ

なんでそれでお前ら興奮してんの？

先生「おまえらー席すわれー。鹿島遅刻してないかぁ〜？」

め「うっす」

先「お、今日はいるな。じゃー真壁もか」

め「ん・・・」


相変わらず愛想ないなーとかはっきり言うなよ

Aと居るときはちがうっつーの


女２「ｺｿｯ((また真壁・・・うっざ」

め「あ？」



お前らに関係ないじゃん

Aの何を知ってんの？

A、笑うとお前より何倍も可愛いぞ



先「じゃー１限体育でBの男女混合でだぞー。いそげー」



やった。Aと一緒だｗ


あからさまに顔がにやけてしまうので下を向く


俺の席まんなかの列の真ん中・・・びみょー・・・



さっさと更衣室いこ



？「輝くん。顔にやけてるぞ！」

め「んな！なんだ、爽か」



こいつは学校で唯一話しかけてくる男子の友だち

君も名前一文字なんだ！しかも綺麗な名前！



って近づいてきた、声が高めのやつ


爽「真壁さんと一緒だから嬉しいんでしょｗ」

め「別に・・・爽、俺がにやけてたって誰にも言うなよ・・・」

爽「はいはいｗって、うわぁ遅れる！」

め「マジか！」



俺らは走って更衣室へ向かった

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