私の初恋強奪事件 -2-【TH】【JK】 (ページ27)

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◆ ページ27

HS「何、照れた？照れ方変だね？Aちゃん？？俺、かわいかった？なんかねえ、この間違える感じかわいいみたいだね？日本のアミすごくキャーキャーするんだよね。聞こえてる？ねえって」

石みたにい情報を遮断した私を面白がって、何か話しかけてるみたいだけど聞こえない。

とりあえずさっきのかわいいやつ、たぶんこの後他の人達からも山ほど聞くんだろうから、私は平常心を思い出そうとやっきになった。

かいじゃりすいぎょのすいぎょうまつうんらいまつふうらいまつ

YG「なんだ、どした。Aさんお前の話全面拒否のポーズじゃん」

なんか目の前にもう一人立った気配がするけど、もうちょっと待ってください。

もう少しでペンな私を封印できそうな気配なんで…

HS「ユンギヒョン、［お仕事、おちゅかれさま］つってみて」

『ちょ！ホソクさん、何？やめてくださ…い、あ？ユンギさん…』

何かいたずら思い付いたらしいホソクさんに、耳に当ててた手をやんわりだけど叶わない力で掴んで引き剥がされた。

直前に何か話してたのは見てたけど、何が起きるのかわからずにただ、目の前に立ったユンギさんを見上げた。

そしたらペンミの前から暗めの髪色になったユンギさんが、ものすごく平坦な目で私を見下ろして

YG［お仕事、おちゅかれしゃま］

って言った。

ぐあっ

HS「あ、こら。抵抗しないで」

慌てて耳を塞ごうとしたのに、ホソクさんの馬鹿力がそれを許さないから、とりあえず顔を伏せようと首を思い切り下に向ける。

『いやいやいや、わたし一回情報を追い出してcleanupしないとだめお仕事』

YG「何これ、壊れるのウケる」

言語崩壊した私を、ユンギさんが笑ってる。

わー、やばい笑うのかわいいんですね、あなた。

ペンミで観たけど、近くで見ると威力すごいな。