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JM「おっ、何?Aちゃん?あれ?ヒョンたちがそんなに怖かったの?それとも俺が1番好きなの?俺のペン?」


わあ、すごいいい匂いするな、この人。

フローラル系お餅か…


頭の中でみかんの代わりにプルメリアみたいな白くて小さなお花を乗せてる鏡餅が、私を悪い男たちから助けてくれるイメージをしたら、不意に面白くなってしまって、ちょっと笑った。


『ジミンさん、アンパンマンみたいなとこありますね』


抱きついたまま、見上げて言ったらジミンさんがキョトンとしてから、

JM「え?俺がヒーローなの?やっぱり俺が1番なの?」

って思ったよりも嬉しそうに重ねて来たから、その素直さが羨ましい…となぜかスコっと冷静になれて、抱きついてしまったことに我に返った。



あ、これは私が適正な距離守れてないやつ。



か、と顔に血が昇る。

つ、と胸に手を置いて、距離取って


『助けてくれてありがとうございます』


て基本のお辞儀で頭下げたら、ほっぺが何か暖かなもので包まれて、ゆっくりと持ち上げられる。


JM「かお、赤くなってんじゃん」



あー、うかつに皆さんのペンになんかなるんじゃなかった…

にこにこ笑顔のジミンさんのあざと餅、なるほど意味がわかりまくり。

これは、胸に響くわ…



『仕事しましょう、ジミンさん』

瞬速でじゅげむを最後まで唱えた後に、そう日本語で伝えたら

JM「ペンからのサブマネ復帰はや」

って苦笑して、解放してくれた。



『で、3Pってどういう意味ですか?』

JM「そこだけ拾う?」

ジミンさんがぎょっとした顔したので、きっと悪い言葉だろうなって思っから、後で調べておこうと頭の片隅にメモした。

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作品ジャンル:タレント
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作者名:フネ55 | 作成日時:2023年1月30日 20時

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