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私は玄関の所へ行くと…









お母さんもちゃっかりついて来た(笑)









「 ついて来ないで…。」









母「 いいじゃない。」









「 やだ。恥ずかしい。」









母「 はいはい。…でも、ちゃんと2人で挨拶に来なさいよ?」









「 ん。…分かった。」









そう言うとお母さんはリビングの方へと戻っていった…。









「 …いってきまーす。」









家から出ると…









藤ヶ谷「 おっ。早いじゃん。」









朝からニコニコな太輔。









「 だって頑張ったもん!」









“よしよし”って言いながら頭をポンポンしてくれた…。









藤ヶ谷「 …そろそろ行こっか。」









「 うん。」









手を握り合って歩き始めた…。









太輔とたわいもない話をしながら歩いた…









大学に近づくにつれ若い女の人や男の人が多くなる…。









すると私の近くにいる女の人2組の会話が聞こえてきた…









女性1「 ねぇ、前で歩いてる女の人の隣って藤ヶ谷君じゃない⁈ 」









女性2「 えっ!マジ⁈
藤ヶ谷君、彼女いるんだー。」









女性1「 なんかムカつくー。」









「 ……っ…。」









そんな会話が耳に入って来てしまった…









「 ……っ……。」









凄く不安になり…



















…私は咄嗟に繋いでいた手を離した…。

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設定タグ:キスマイ , 藤ヶ谷太輔 , 北山宏光   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:Ponyo | 作成日時:2014年11月18日 18時

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