67 ページ7
私は玄関の所へ行くと…
お母さんもちゃっかりついて来た(笑)
「 ついて来ないで…。」
母「 いいじゃない。」
「 やだ。恥ずかしい。」
母「 はいはい。…でも、ちゃんと2人で挨拶に来なさいよ?」
「 ん。…分かった。」
そう言うとお母さんはリビングの方へと戻っていった…。
「 …いってきまーす。」
家から出ると…
藤ヶ谷「 おっ。早いじゃん。」
朝からニコニコな太輔。
「 だって頑張ったもん!」
“よしよし”って言いながら頭をポンポンしてくれた…。
藤ヶ谷「 …そろそろ行こっか。」
「 うん。」
手を握り合って歩き始めた…。
太輔とたわいもない話をしながら歩いた…
大学に近づくにつれ若い女の人や男の人が多くなる…。
すると私の近くにいる女の人2組の会話が聞こえてきた…
女性1「 ねぇ、前で歩いてる女の人の隣って藤ヶ谷君じゃない⁈ 」
女性2「 えっ!マジ⁈
藤ヶ谷君、彼女いるんだー。」
女性1「 なんかムカつくー。」
「 ……っ…。」
そんな会話が耳に入って来てしまった…
「 ……っ……。」
凄く不安になり…
.
…私は咄嗟に繋いでいた手を離した…。
111人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Kis-My-Ft2」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Ponyo | 作成日時:2014年11月18日 18時