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「 …でね。家なんだけどね…。」









藤ヶ谷「 ん。」









私は家のカタログの本を出した…









「 よいしょ…。」









藤ヶ谷「 えっ?多くね?」









「 フフフ(笑)全部 友達がくれたの。」









藤ヶ谷「 すっげー。」









なんて言いながら本をイジイジしてる太輔。









藤ヶ谷「 いい家見つかった?」









「 …えっーと…。

この家とか良いなーって。」









ページを開き太輔に見せると…









太輔はじーっと真剣に見ていた…









「 …どう?」









太輔の答えは…









藤ヶ谷「 ダメ。」









…えっ?









…今なんて…言った?









「 …えっ?」









藤ヶ谷「 だから…ダメ。」









「 えっ?…ダメなの?」









藤ヶ谷「 ん。ダメ。」









「 …ん?何で?」









うん。





まず理由を知りたいよね…









藤ヶ谷「 家…今より遠くなるから。」









「 ………。」









…あら。









ちょっとヤキモチ?









…もう…すっごい嬉しいけどさ…









「 …ダメなの?」









藤ヶ谷「 絶対ダメ。」









「 …えー。」









藤ヶ谷「 えっー…じゃないの。

他は?ないの?」









「 …あるけどさ…。」









太輔オッケーしてくれる気配なさそうだけど…?









気のせいかな…?

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設定タグ:キスマイ , 藤ヶ谷太輔 , 北山宏光   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:Ponyo | 作成日時:2014年11月18日 18時

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