検索窓
今日:9 hit、昨日:2 hit、合計:222,663 hit

喧嘩の時間 ページ6

スタスタを道を歩いていると、あるものが目に止まった。


……喧嘩か。

中学校3人と……1人か。

1人によってたかってよくやるな、あの人たち。

まぁ、勝手にやってろ……。

そのまま通り過ぎようとすると、ガシッと腕を掴まれた。


「……は?」


その犯人は、3人のほうの1人だった。


「こ、コイツがどうなってもいいのか!?」


あ、そうか。

私を人質に取ったつもりか……。

というか3対1なのによくそんなことするな、コイツ。

そこまで1人のほうが強かったのか……?と思って見ると、その1人の人はキレイな赤髪だった。

焦った様子でこっちを一瞬見たが、すぐに様子を戻した。


赤髪の人は私を捕まえている人に向かって、ゆっくりとこっちに近づいてきた。


「く、来るな!」


そう言って手に力を込める私を掴んでいる奴。


赤髪の人はそれを見た瞬間、走り出した。


それと、私が動いたのがほぼ同時。


私を掴んでいた奴の足首を蹴り、服を後ろに引っ張り転ばせる。

そして、手をゆっくりと首に持って行き、ナイフを当てるように首に押し当ててやった。


その行動の秒数、約2秒。


「動かないで?私の手、ナイフより切れちゃうんだ」


グッと押し当てると、周りの赤髪の人以外の人はヒッと小さく声を漏らした。



「……消えて」



そういうのと同時に手を離すと、男3人は逃げて行った。


残ったのは、私と赤髪。

登校の時間→←準備の時間


ラッキーアイテム

革ベルト


目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (67 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
128人がお気に入り
設定タグ:暗殺教室 , 赤羽業 , 白猫   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:白猫 x他1人 | 作成日時:2015年3月20日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。