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006 : ページ7
どのくらい話しただろう?
わたしの座っているベッドが、少しだけ温度を増してた .
「で、宏光くんは… 」
「だーかーら、宏兄でいいでいいっつうの . 」
わたしの頭をコツンとする .
「宏兄は何で一人暮らししないの?」
宏兄も、もう立派な大人 .
なのに親と一緒に住んでるところに前から疑問を抱いていた .
「いやー、元々一人暮らししてたんだけどな?2ヶ月くらい前にさ… 」
宏兄が、言葉をのんだ気がした .
ずっと目を見て話していた宏兄が
ほんの一瞬、
わたしから目をそらしたような .
.
.
.
.
「2ヶ月くらい前に…母さんが死んだんだ . 」
わたしは生まれて初めて、時が止まったような感覚に陥った .
( ナンデ? )
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ベル - 更新がんばってください! (2015年1月14日 18時) (レス) id: fa34e0c1a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:@ P a c o . | 作成日時:2014年4月10日 20時