検索窓
今日:3 hit、昨日:0 hit、合計:78,049 hit

16 ページ16







いつものように2人で本を選んでいるんだけどなんか北山さんの様子がおかしい。

喋ってるんだけどどこか上の空って感じ。



また体調悪いのかな?


「北山さん大丈夫ですか?」

「へ?」

「なんかいつもと違うから。
体調まだ悪い、とか?」

「体調は全然大丈夫ですよ。
めっちゃ元気です!」



じゃあなんで、



「あの、」


北山さんはチラチラこっちを見ながら何か言おうか言わまいか迷っているみたい。どうしたんだろ。





「今日、ご飯行きません?」





え、




「あ、忙しいなら全然いいんです、断ってくれて。
ただこの前迷惑かけちゃったからそれのお礼じゃないけどご飯どうかなって思っただけなんで。」



驚きすぎて声が出ない俺に不安になったのか北山さんは早口であわあわしてた。かわいい、



「今日空いてるんで行けますよ。」


「ほんとですか!!」


「もうすぐ仕事終わるんでちょっと待っててください。」







思いがけず北山さんとご飯に行けるなんてこの上ないご褒美。


幸せだなってふと思った。

17→←15



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (152 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
322人がお気に入り
設定タグ:Kis-My-Ft2 , 藤北
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作成日時:2018年6月8日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。