検索窓
今日:6 hit、昨日:5 hit、合計:78,067 hit

11 ページ11







北山さんはゼリーを食べるのもきつそうだったけどなんとか全部食べてくれた。


「じゃあ薬飲みましょう。
はい、これ。」

「うぅ、いや。」

「でも飲まないともっと辛くなっちゃいますよ。
飲んでください、ちゃんと。」



北山さんは嫌そうだったけど涙目になりながら頑張って飲んでいた。




「よく頑張りました。
あとはゆっくり寝ていてください、そうしたらたぶん明日には治っているはずです。」

「ん。」

「僕、ちょっとタオルもう1回濡らしてきますね。」



キッチンに向かおうと立ち上がったら服の裾を掴まれた。


「北山さん?」



北山さんの頬はまた熱が上がってきているのか少し赤みを帯びていて目は潤んでいて。

目を伏せながら、でもチラチラこっちを見ながら言ったんだ。





「行かないで、?」



って。



そんな目でそんな寂しそうな声で言われたら俺の理性がどんどん崩れていく。





北山さんがかわいい。

守ってあげたい。





ああ、そうか。




俺は北山さんが好きなんだ。

12→←10



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (152 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
322人がお気に入り
設定タグ:Kis-My-Ft2 , 藤北
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作成日時:2018年6月8日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。