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「次どこいこっかー」
藤ヶ谷にめいいっぱい笑わせてもらって楽しんだあと、いくつかアトラクションを楽しんだ。
ジェットコースター系、ファンタジー系、映像系。
基本的にメルヘンな世界観のものたちばっかりだけど、よこーさんやたま、それに藤ヶ谷といれば男4人でだって十分に楽しめた。
お揃いのカチューシャにも違和感がなくなった頃、園内を歩きながらたまがゆるーく呟く。
「あ、そうだ。俺兄貴に姪っ子の服買ってきてって言われてたんだ。」
「服？」
「うん。お城の近くに店があったはずだから行っていい？」
「あ、俺も姉ちゃんに頼まれてたんだったー。わったー一緒に行っていい？」
よこーさんの提案に、すかさずたまがのっかかる。
たま…姉ちゃんいたっけ？
引っかかるものがあったが、今日１日で引っかかるものが多すぎて、なんかもういいやとめんどくさくなってスルーすることにした。
たまなりの気遣いだろう、し…ありがたく受け取っておくことに、する。
「北山は？赤ちゃんの服とか見に行く？」
「俺？俺は…特に用事はないかな」
園内で一番目立つ建物を目指しながら、隣で歩く藤ヶ谷がポップコーンを食べながら尋ねてくる。
その入れ物に自分も手を突っ込んで2粒ほどいただいた。…今日１日で随分とお互いのパーソナルスペースが縮まった、と思う。
「じゃあさ！俺、北山と行きたいとこあるんだけど」
「お？…おお、いいよ」
突然楽しそうに提案してくる藤ヶ谷に驚いて、握っていたはずのポップコーンがこぼれ落ちた。
*
たまとよこーさんと分かれて、藤ヶ谷に連れてこられた場所はお城の中の店だった。
なんだか甲高い機械の音がする。なんのお店だ？と思いながら、藤ヶ谷のあとについて店内に入る。
と、
「うわ…」
途端に視界をしめる、キラキラとした世界。
「綺麗でしょ？」
振り返った藤ヶ谷が、嬉しそうに笑う。
そこは、ガラス加工の店だった。
食器に、キャラクターの置物。
ガラスでできたキラキラとした世界に、思わず食い入るように見入ってしまう。
「北山」
落とさないように近くのコップを手にとって見ていたら、藤ヶ谷が手招きして自分を呼んだ。
コップを丁寧に元あった位置に置いて、彼の元に向かう。藤ヶ谷は少し人だかりができた場所にいて、邪魔にならないようにその間をぬって隣に並んだ。
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ぴーすけ(プロフ) - kouseiさん» Sさん、いい感じにしめてくれましたよね！笑 切なかったり、楽しかったり。まだまだいろんな2人が見れると思うので、引き続きお付き合いお願いします( ´ ▽ ` )ﾉ (2016年3月25日 12時) (
レス) id: ed0adb3f82 (このIDを非表示/違反報告)
ぴーすけ(プロフ) - たいちゃんらぶさん» 2人にとって、最高の思い出にさせてあげることができて本当に嬉しいです。楽しい時間はあっという間に過ぎてしまうので、これから2人はまだ現実で色々悩んでもらう…かも！？です。何せ先を決めてないのでこれからどうなるか私にもまだまだ未知数です。笑 (2016年3月25日 12時) (レス) id: ed0adb3f82 (このIDを非表示/違反報告)
kousei(プロフ) - えぇっ！最後がすごく気になる感じに… 夢は覚めるものって何があったんでしょう？なんだか切ない予感がします（泣） (2016年3月24日 20時) (レス) id: 2f946ced33 (このIDを非表示/違反報告)
たいちゃんらぶ(プロフ) - ふたりにとって最高の思い出♪にｷｭﾝ。太ちゃんもみっくんもお互いの言葉が本当に嬉しかったんだなぁって私も嬉しいです♪楽しい時間が過ぎるのは早いですよね‥太ちゃんの様子･･心配で気になります‥どうしたんだろ‥夢の時間が終わっちゃった(泣)続き待ってます (2016年3月23日 20時) (レス) id: c5bfccd947 (このIDを非表示/違反報告)
たいちゃんらぶ(プロフ) - 渉ｻﾝ玉ﾁｬﾝの粋な計らい･･ﾎﾝﾄかっこいいですよね♪そのｷﾓﾁを受け止めてみっくんが太ちゃんに一生懸命伝えた言葉‥見ていてｸﾞｯときました(泣)ﾊﾟﾚｰﾄﾞは見れなかったけどふたりにとっては素敵な時間♪という想いが伝わってきました♪もぅすごーく感動 (2016年3月21日 9時) (レス) id: c5bfccd947 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：S・ぴーすけ | 作成日時：2016年2月15日 0時
