ヒョンがマンネで、マンネがヒョンで。 (ページ2)

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バン、ドン、ガタガタ、バーン、と部屋のドアが開いて、駆け込んで来たのはジミンとホソクとナムジュンだった。

ここ最近はそれぞれ自分の部屋を持って、そこに住んでる状態だったけど、月末からのワールドツアーの最終調整やなんやかんやで、たまたま全員宿舎にいたんだ。

NJ「ヒョン！どうしました！？」

俺は、オロオロしながら飛び込んできた彼らを見て、あっ、そう言えば裸！と思って、慌ててベッドの上に脱ぎ捨てられていたパジャマを頭からかぶる。

デカすぎて、うっかり襟口からそのまますとんと落ちて裸に戻りそうになったけど、咄嗟にぎゅうっと抱きしめて止めた。

ジミンもナムジュンも、ポカンとして動かない。

「ナムジナ」

何この口。

呂律回ってませんけど。

俺、縮んだのは良いけど、いったい何歳なの？

「ジミン」

「ホソク」

1人ずつ名前を呼んだけど、揃いも揃ってポカーンとあほ面下げて俺を穴が開くほど見てるだけ。

長いよ。

飽きるよ。

「なんかいえよ！」

声を上げると、はっと魔法が解けたみたいに顔を見合わせて、

HS「…君、どこから入ったの？ジンヒョンはどこ？」

だよね、俺もそっち側ならそう思うよ。

JM「ジニヒョンの隠し子？」

NJ「オイ。冗談にしては笑えない」

JM「いや、でも顔、どことなく似てるよ？」

だろうよ。

だって、

「おれがヒョンらよ」

まあ、こんなプリプリの幼児に舌ったらずで言われても、全然説得力無いとは思うけど。