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3ー2 ページ16

「そうだわ、今日の夜空いてる?」

エミリー先生がそう言うので私は頷く

「特に用は無いですよ」

「なら夜にまた食堂に来てくれる?」

「はあ……」

「女子会よ」

そう言われて首を傾げる

「女子会またすんのかよ……長い時間入れないから面倒な______」

「ん?」

「あ、なんも無いです……」

そう言って肩を竦めるナワーブさんと少し笑っているイライさん

「その女子会?って何するんですか」

「うーん、お菓子食べて夜更かしをして色々話すの」

「な、何を話せば良いのでしょうか」

「特に無いわよ」

「……じゃあ、行ってみます」

そう言えばエミリー先生は誰かに私が参加するのを言ってくると言って席を立った

「女子会って恋愛話だけしかしないと思ってた」

「それで一晩出来るなら凄いね……流石にそれは無いけどその間食堂を使えないのは少し不便だよね」

「……女子会……」

「抵抗あるなら断ればいいじゃねぇか」

「でも折角のご好意ですし何も知らずに断るのはダメかと……」

「まあ怖い会じゃ無いと思うから大丈夫だよ」

そう言われて頷いてご飯を一口食べる

恋愛話……そう言えば元々友達だった子も好きだの言ってたな

じゃあそれが恋愛、か

個人的に興味がない……と言うかこんな風に普通に話せる事自体がほぼ無かったから縁がない

「なんなら本で勉強しとく?」

「揶揄ってますか?」

「うん、でも良いんじゃない?」

そう言われて渋々頷くと図書館の場所を教えてもらった

「とはいえまだ難しい字は読めないだろうから絵本がいいんじゃないかな」

「はい」

「素直だな、俺は絶対に嫌だけど」

「そうですか?絵が可愛いなと思ったんですけど」

「……女子だな」

「女の子だね」

そう言っているとエミリー先生が帰ってきた

「何を話してたのかしら」

「コツを」

「ふーん、このあとはどうするの?」

そう言われて図書室に行くことを説明すると

「なら私が教えてあげましょうか?綴りが分かっても発音が分からなかったらややこしいでしょ」

そう言われて頷く

こうして夕方までは勉強することになった

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憐海(プロフ) - イーリアさん» ありがとうございます!そう言っていただけてとっても嬉しいです!頑張ります! (2020年3月17日 22時) (レス) id: c0818addfc (このIDを非表示/違反報告)
イーリア - なにこれかわいい 好きです 更新頑張って! (2020年3月17日 19時) (レス) id: 7c0d35bb59 (このIDを非表示/違反報告)
憐海(プロフ) - chara*doll_サブさん» あ、ありがとうございます!嬉しいお言葉です!がんばります! (2020年3月14日 19時) (レス) id: c0818addfc (このIDを非表示/違反報告)
chara*doll_サブ(プロフ) - 応援してます!!頑張ってください!!もうこの小説の大ファンです!!リュカさんのファンです!(( (2020年3月14日 19時) (レス) id: 8350102349 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:憐海 x他1人 | 作成日時:2020年3月14日 16時

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