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カーテンの隙間から射し込む光が、やけに白く明るくて目が覚める。
身体に巻き付く長い腕をそっと解いてカーテンを開けると、白銀の世界が目の前に広がった。
韓国に来て初めて見る、雪。それも大量の雪。
白一色の景色にテンションが上って、まだ夢の中にいるであろう彼に駆け寄った。
『ドヨンア、起きて。起きて。』
「…ぅん。A、どうしたの…？」
『雪降ってる！』
「おお、そっか。」
大きな目をぱちぱちとさせて、少しだけ眉をひそめた彼が身体を起こす。
「おはよう、A。今日も可愛いねぇ。」
『…ぅ。おはようございます…。』
優しくわたしの頭をひと撫でして、ふわんと微笑む姿は、さながら王子様のようだ。
「せっかくだし、外に出てみようか？」
『いいの？！やった〜！』
「温かい格好しないと駄目だからね。」
『分かってるよーぅ。』
ドヨンからの素敵な提案には即賛成。
早速、クローゼットを開けて来ていくものを探す。
お気に入りのペディンに、お揃いのマフラーは必須。
あとは、ふわふわのうさぎが着いた手袋を着けて準備は万端。
玄関で待つ彼の手をぎゅっと握って外の世界へ飛び出した。
目に飛び込むのは、一面のしろ。
キラキラと光る雪景色に息を呑んだ。
『うわぁ。きれいだね。』
「うん。綺麗だね。」
雪が積もる経験が少ない私にとっては、初めての光景で
静かに降り積もる雪を、手を繋いだまま眺めていた。
そんな中、小さい頃の夢を思い出す。優しい彼ならきっと一緒に作ってくれるはず。
『ねぇ、ドヨンア。雪だるま！作ろ！！』
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ルナ(プロフ) - 晄さん» そう言っていただけて、とてもとても嬉しいです💕ありがとうございます😊 (2月14日 19時) (
レス) id: c916babbac (このIDを非表示/違反報告)
晄(プロフ) - いやもう大好きです...💎💙 (2月14日 2時) (レス) @page17 id: 6b3500ac41 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルナ | 作成日時：2024年2月7日 20時
