6. ページ6
あれから数ヶ月がたったけど。
｢きたやま！｣
あの後、どうしても彼を忘れられなくて。彼がいない夜はやっぱりまだ寂しくて。
結局、何回も彼を呼んだ。その度に優しく触れてくれる彼を俺はどんどん好きになった。
沢山俺の話もしたし、彼の話も聞いた。大学にわたるっていう親友がいて、お母さんみたいにうるさいこととか、中学から一緒の玉森くんは、めちゃくちゃモテるくせに何故か彼女を作らないこととか。
俺も、二階堂の話をしたりした。このサイトを教えてくれたのも彼だ、俺の数少ない心から信じられる友達だって言ったら、会ってみたいなって言われたりして。すごく楽しかった。
何回目かの夜、彼に名前を聞かれて、素直に答えたら。そこから彼は俺を抱く度に、宏光、って呼んでくれた。心がきゅうっと掴まれるような感覚だった。
彼と会う回数が増えて、外でも会うようになって。一緒にランチしたり、誕生日をお祝いしてもらったり、お祝いしたり。楽しかった、けど。
俺らの関係は、なんなんだろう。友達？ただのお客さん？
考える度に、へこむ。友達らしいこと沢山してるのに。友達以上のことをしてる俺らは、いったい。ただのお客さんに、君はこんなに笑顔を見せるのかな。まるで心を許してるかのような。
そんな葛藤の中でも一つ言えること。
俺達は、恋人じゃ、ない。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 909人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「Kis-My-Ft2」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
藤北ともちん(プロフ) - 二人の修羅場とか見てみたかったな〜。 (2018年2月23日 16時) (
レス) id: 924c28a5a1 (このIDを非表示/違反報告)
mupu.(プロフ) - えつこさん» すみませーん！^^;本当はもう少し書く予定だったのですが、スランプ気味で浮かばないのと日付の丁度良さで勝手に完結させちゃいました。完全に気まぐれです、申し訳ないです(汗)続き書けるよう努力します。 (2018年2月22日 16時) (レス) id: e7baaff3b6 (このIDを非表示/違反報告)
えつこ(プロフ) - 急にendになってビックリ(笑)えええ！って素直に思って素直に続きが読みたかったのでお願いします(笑) (2018年2月22日 15時) (レス) id: 1418647db1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：mupu. | 作成日時：2018年1月8日 13時
