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君の心の中にあるはずの僕と同じ感情を見つけたくて。
震える君の体をこれでもかと強く抱きしめる。
甘えないとか、もう会わないとか。聞きたいのはそんな言葉じゃなくて。
初めてあったあの日から、僕の冷えた心を温めてくれたあの日から、きっと、ずっと。
想いが通じ合ってなだれ込んだベッドの中、可愛く果てて隣で寝息をたてる君の頬を優しく撫でる。
そういえばその日は夜の予約が入ってたと思い出したのは、次の日の早朝のこと。
社長が怒鳴りながら電話をしてきて、クビだと言われた。
ちょうどよかった。こんなこと言ったらもっと怒られそうだから言わなかったけど。
｢…んん、｣
隣で身じろぐ君に優しくキスを落としたら、うっすら開いた目。朝は苦手なのか少し不機嫌そうだったけど、俺を捉えたその瞳は静かに曲線を描いて細まった。
｢…たい、すけ、｣
まだ呼びづらそうなこの名前。まぁいいよ。自然に呼べるようになっても、もう呼びたくないくらい喧嘩しても、一生呼ばせてやる。君の隣は、僕だけのもの。
独占欲まみれな僕が、こんなに汚い僕が、君は好きだと言ってくれた。
｢…おはよう｣
優しく抱きしめたらあの時から変わらない暖かい手が僕を抱きしめ返す。
一生離さないとか、そんなドラマみたいなセリフ流石に言えないけど、割と本気で思ってて。
少し強く握りしめたらそれと同じくらい握り返してくれる君からきっと俺は離れることなんて出来ない。
だからお願い。
北山宏光くん。我儘な俺をずっと愛して。
fin.
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藤北ともちん(プロフ) - 二人の修羅場とか見てみたかったな〜。 (2018年2月23日 16時) (
レス) id: 924c28a5a1 (このIDを非表示/違反報告)
mupu.(プロフ) - えつこさん» すみませーん！^^;本当はもう少し書く予定だったのですが、スランプ気味で浮かばないのと日付の丁度良さで勝手に完結させちゃいました。完全に気まぐれです、申し訳ないです(汗)続き書けるよう努力します。 (2018年2月22日 16時) (レス) id: e7baaff3b6 (このIDを非表示/違反報告)
えつこ(プロフ) - 急にendになってビックリ(笑)えええ！って素直に思って素直に続きが読みたかったのでお願いします(笑) (2018年2月22日 15時) (レス) id: 1418647db1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mupu. | 作成日時：2018年1月8日 13時
