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…今俺… キスされた。

藤ヶ谷に…キス……

いや。これは事故だ。きっと藤ヶ谷が足を踏み外したんだろう。そうだ。絶対そうだ。


『北山。』

『…ん?なに?』

とりあえずここは何事も無かったかのように…


『お前今もしかして今日は段差があるし今のはキスしたんじゃなくて藤ヶ谷が足を踏み外したんだろう。って割と強引な解釈してるだろ。』

なにこいつ。全部見破りやがった…
どゆこと?藤ヶ谷は本気ってこと?


『さっすが北山。見事です。今の解釈その通りでございます。』

あってんのかい。
まあそうだよな。
藤ヶ谷が俺にキスなんてするわけねーし…


『あ、北山。』

『なに。』


『ちなみに俺、こういうの他のメンバーにはやんねーから。』


んじゃ、お疲れ。

そう言って足早に藤ヶ谷はスタジオをあとにした。

俺は3分くらいそこに立ち尽くしたままだった。


『…ん?みつ?どうしたの?』

『ん?いや別に!?』

次の撮影のたまが入ってきた。

『ごめんごめん。がんば!』

やべ、完全にぼーっとしてた。

戻んなきゃ。

今日の俺、大丈夫かよ。

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藤北ラブ(プロフ) - 続きが読みたいです! (2021年10月22日 10時) (レス) @page23 id: 2f93b320f2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ごん | 作成日時:2020年5月5日 21時

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