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俺は北山を置いて先にメイクをしに向かった。
ちょうど二階堂とすれ違った
二階堂『いやぁ〜Aちゃん?あの子ほんとに凄いよ!』
『…凄いって?』
二階堂『中島さんベースメイク20分くらいかかるだろ?でもAちゃん中島さんから俺らの顔の特徴とか一通り聞いてそれでいつもやってる中島さんのメイク用品とか順番とか全部覚えてずっと練習してくれてたんだって。
それで10分で俺のメイク終わらせちゃってさ!ほかのメンバーとかもそうなんだって!すげぇよな!』
あはは〜と言いながら衣装着替えに向かった。
そんなに上手なのか。
A『藤ヶ谷さんっお待たせしました。やりましょう。』
『…あ、はい。お願いします。』
A『そんなに緊張なさらないで、顔の力抜いて下さいね。』
『はい。勿論です。』
A『藤ヶ谷さん。みっちゃんと仲良いですよね。』
『…え?』
A『みっちゃんが地元にいた時からずっと仲が良いって。そう言ってました。
この世界を生き抜く中で1番大切な存在だって。』
北山…そんなこと1度も……
A『藤ヶ谷さん?』
『ああ…そうですね。あいつとは今も昔もずっと一緒にいる存在だからな。なんていうか…家族?くらいだからな。』
咲川さんには好きってこと伝えない方がいいよな。
両思いとかだったら尚更めんどくさいな…
…ん?てかそもそも北山。まだ咲川さんのこと好きなのか?
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藤北ラブ(プロフ) - 続きが読みたいです! (2021年10月22日 10時) (レス) @page23 id: 2f93b320f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ごん | 作成日時:2020年5月5日 21時