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気づいたら北山と一緒に寝ていた。


北『ん…ん、ん!?ふ、藤ヶ谷?なんでここに…』


『おはよ。北山。お前昨日のことなんにも覚えていねぇのか?』


北山『昨日はー…お前と焼き鳥屋で飲んで…藤ヶ谷が俺をタクシーに載せてくれて……俺が部屋の番号教えた…ってとこまでだな。』


『…それ以外は』


北山『そ、それ以外か…んー…覚えてねぇな。』


『そっか…』


Aって奴のことを聞こうとしたけど聞いたら何か北山が離れていく…長年の勘がそう言っていた。


北山『俺お前に何かしちゃったか??』


『うんうん。何もしてない。悪いな。俺も帰ろうと思ったんだけど寝落ちしちゃって…』


北山『いいよいいよ笑てかやべぇよ。今日PV撮影だぞ!』


『…あ!そうじゃん!急がなきゃ。俺朝ごはん作るから先にシャワー浴びな。』


北山『わりぃな。ありがとう。』


ほんとは俺も一緒に…なんて言えないな笑
北山…俺が前作ったフレンチトースト好きって言ってくれたな…


冷蔵庫を開いたら卵がちょうど4つ。
食器の横のオシャレな木箱には食パンがあった。


『調味料もあるな…よし。やるか。』


5分後……


北山『藤ヶ谷ーでたぞー。…クンクンいい匂い…もしかしてフレンチトースト…?』


『ああ。北山が好きって言ってたからな。座って待ってて。』


北山『あ、ありがとう…そんなに藤ヶ谷って優しかったっけ…笑』


『まあまあ。1日泊まっちまったからせめてものお礼だよ。簡単なものしか作れなくてごめんな。』


もしツアとかで見せる食べて幸せそうにしてるあの顔が俺は直接見たかった。

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藤北ラブ(プロフ) - 続きが読みたいです! (2021年10月22日 10時) (レス) @page23 id: 2f93b320f2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ごん | 作成日時:2020年5月5日 21時

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