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〜163〜 ページ19

「まず、薫のことについて。・・・・自分から話すのはちょっとキツイな・・・。あ、何か聞きたいことある?」

『・・・・・・薫ちゃんのこと、殺したって言ったよね』

「・・・・うん」

『私の記憶ではあれは事故だったはず。どういうことなの?』

「・・・・・・・・」


智は大きく深呼吸すると、思い出すように宙を見た。


「・・・・Aの言う通り、あれは事故だった。運転手の居眠りが原因で起こった、交通事故」

『じゃあどうして・・・・・・』

「・・・あの日、Aと俺と薫の三人で遊んでたろ?公園でかくれんぼしてたの覚えてる?」

『うん、覚えてるよ。私が鬼だったよね』

「そう。俺達はAに見つからないように隠れる場所を探してた。そしたらさ、薫が急に聞いてきたんだ。「智くん、あれ考えてくれた?」って」

『あれ・・・?』

「「本気で好きなんだ」「お願いだから「うん」って言って」ってさ」


本気で好き・・・・?

もしかして、薫ちゃんは智のことが好きだったの・・・?


でも、それと「殺した」って言葉がどう繋がるのか。



「俺は「やっぱ無理」って断った」

『断った!?』

「だって嫌いだったし」

『・・・・え?』


今、聞き捨てならない言葉が聞こえたような。


『嫌い!?嘘でしょ!?』

「ああ、いや、友達とは思ってたけど、その件に関しては嫌いだったっていうか・・・」

『告白してきた女の子に対してそんな・・・・』

「・・・・・・・・」


あのさ、と智は言いづらそうに視線を泳がせた。

そして次の瞬間、衝撃の事実が発覚した。



.









.









.


「薫が好きだったのはAだし、あいつ男だぞ」




『・・・・・・え?』


思考が停止する。

これが真っ白になるってことか。


え?薫ちゃんが?ええ?



「だから、薫が好きだったのはA。あいつ女の恰好してたけど男なんだよ」

『はぁ!?え、待っ、ええ!?』

「まぁ、幼稚園児じゃ声も高いしあいつ女顔だったから分からないのも無理はないけど」

『い、いつから知ってたの!?』

「プールに入る時。女物の水着着てたけど、着替える時にたまたま下半身見ちゃって」

『・・・・・・・・』



もう声も出ない。




つまり?



薫ちゃんは実は男の子で、だけど心は女の子で?

彼女・・・彼が好きだったのは智ではなく私で?





・・・・・・やばい、頭がこんがらがってきた。

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nao(プロフ) - 主人公も智君も最低ですね。翔くんと別れてほしいです。 (3月31日 12時) (レス) id: 3ab06130a8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みかづち | 作成日時:2020年3月30日 22時

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