占いツクール
検索窓
今日:1 hit、昨日:110 hit、合計:47,988 hit

〜161〜 ページ17

私は大事なことを忘れていた。

本当に、基本中の基本。


ずっと一緒にいるが故に頭からすっぽり抜けていた。



「えっと・・・・急いでるんだけど」



智がモテるということに。



「え〜?一緒に泳ぎましょうよ〜」

「いや、だから俺は、」

「かっこいいね!名前はなんていうの?」

「あの、」


一緒に泳ごうとしていたはずが、いつの間にか女性に囲まれてた智。

彼自身はめんどくさそうにしているけど女性陣は退く気がないようだ。


・・・・・私が助け舟出したら面倒なことになりそうなんだよね・・・・。


だからっていつまでもこうしてるわけにもいかないし・・・。



と、智がため息をついた。


「俺、あの子と来てるから。離してくれる?」

「?あの子?」


女性陣の視線が私に突き刺さる。

あ、これマズくない?


「彼女?」

「違うけど」

「ならいいじゃない!」

「・・・・いいから離してくれるかな?」

「あんな子と遊ぶより私達と遊んだほうが楽しいわよ?ねぇ?」

「うんうんっ」


あの人達、私の胸見て言ったな?

そこまで小さくないわっ!

AよりのBだからあるにはある!!


「・・・・・・しつこい奴は嫌いだから。離せ」

「なっ、」


智の視線に怯えたのか力を緩める女性。

その隙に腕を振りほどいて私の元に歩み寄ってきた。


「ど、どうして!?その子、彼女じゃないんでしょ!?」

「わざわざ休み取って沖縄に来たっていうのに、知らない女と遊ぶほど馬鹿じゃないの、俺は」

『ちょっ、智!?』

「そういうことだから。じゃ」


智は私の腕を掴んで海に向かって走った。






『さ、智ってやっぱりモテるんだね・・・』


ぷかぷか浮きながら聞いてみる。

智自身は何も気にしてないようだけど。


「久しぶりに外出たから俺も忘れてた」

『人事部も、入社してすぐはモテてたのに今じゃそういう反応しなくなったしね』

「あれ何でだろうな?」


智が言い寄ってくる女子をバッサリ切ってたのと

私にベタベタしてたからじゃないかな。



とは言わなかったけど。


「しばらく泳いだら店回ろっか」

『ホント!?じゃあお土産買っていこうよ。二宮くん達用に!』

「自分のは?」

『それはそれで買うけど・・・・まずはあの子達にあげる物でしょ』

「まぁ、そうだなぁ・・・今頃、俺らの分まで仕事してるんだろうし」


智は体調不良以外で仕事を休んだことがない。
仮病でサボったりとかもない。



なのに、どうしてなんだろう。

〜162〜→←〜160〜



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (74 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
237人がお気に入り
設定キーワード: , 櫻井翔 , 大野智
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

nao(プロフ) - 主人公も智君も最低ですね。翔くんと別れてほしいです。 (3月31日 12時) (レス) id: 3ab06130a8 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:みかづち | 作成日時:2020年3月30日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。