〜５２〜 ページ3
相葉くんの行動力には本当に驚かされる。
そして何故二宮くんも止めなかった？
『二人とも、櫻井くんを待っとくの？』
「そりゃあね。翔さんは場所分かんないだろうし」
『オッケー。じゃあ智、先に行っとこ』
「Aは待たないの？」
『いいから。････あと、櫻井くんに眼鏡外すよう言っといて』
「えー」
嫌ですけど。と二宮くんが相葉くんの手を引いてカフェに向かう。
智にも「何で眼鏡？」と聞かれたけど答えなかった。
だって、あんなかっこいい姿で来られたら絶対に目合わせられない！
恥ずかしくて俯いて変に思われる。
それはちょっと嫌。
「･････何かA、高校生みてぇ」
････失礼な。
どっかの誰かのせいでまともに恋愛もしたことないんです。
こういう反応になっちゃうのは仕方ないでしょ！
･･･まぁ、智がいればいいやって思ってたし。
彼氏とかよりも智達と過ごしてるほうが楽しいからって作らなかったのは私。
今もその気持ちは変わらない。
変わらないはず。
なのに。
“俺を「男」として見るまで、いつまでも待ってやるよ”
“絶対に逃がさないからな”
あの言葉が、頭にこびりついて離れない。
今思えば、彼の目は本気だった。
獲物を狙う獣の瞳。
あの瞳に魅了されてしまったら終わりだと、本能がそう告げている。
もし付き合ったとして、櫻井くんの手で「女」にされるんじゃないかと思うと
沸騰するんじゃないかってくらい全身が熱くなる。
要らない。
彼氏なんて、恋なんて要らない。
なのに、どうしてこんなにも櫻井くんのことばっかり考えちゃうんだろう。
どうして、胸が苦しいんだろう。
好きなんかじゃないのに。
目の保養ってだけなのに。
「いらっしゃい！Aちゃん、また来てくれたの？」
『いつもいつもごめんね〜。ここのラーメン美味しいから』
「ううん！Aちゃんと会えてすっごく嬉しい！あ、智くんもいるのね」
「なにその取ってつけた感」
「そんなことないよ〜！智くんもありがとね、いつも」
「そう思ってんなら安くしてよ」
「これ以上は安くできません！」
「ケチな店」
「好きなだけ言ってなさい！」
『あはは！相変わらずだね二人とも。あ、この後三人来るんだけど大丈夫？』
「問題ないよ。むしろ大歓迎＿＿＿＿あ、いらっしゃい！」
『あ、来た？』
振り返った先には、眼鏡姿の櫻井くん。
････ああもう、胸がうるさい。
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とも(プロフ) - 佐倉ちゃん頑張れ！もう一押しだ(￣▽￣;)佐倉ちゃんには可哀想だけど…智くんの為に頑張って！ (2020年2月24日 8時) (
レス) id: bd0ebe94fc (このIDを非表示/違反報告)
みかづち(プロフ) - 翔潤さん» コメントありがとうございます！彼女に寄り添い、そうして想ってくださってとても嬉しいです。まだまだ物語は続きますが、三人がどういった行動を取るのか、そしてどんな結末を迎えるのか、楽しんでいただけると幸いです！ (2020年2月16日 23時) (レス) id: 69b5dcb367 (このIDを非表示/違反報告)
翔潤(プロフ) - ここは、智くんが男気を出して、翔くんのもとに、送り出して欲しいなって。彼女の翔くんへの思い、紡いで欲しいって。勝手な事を書いて、本当に申し訳ありません。彼女の翔くんへの気持ちを思うと、どうしても投稿せずには、いられませんでした。 (2020年2月16日 22時) (レス) id: 2ca84f8a36 (このIDを非表示/違反報告)
翔潤(プロフ) - 初めまして。私としては、翔くんと結ばれて欲しいです。智くんと付き合っても、彼女の心の傷は癒えないし、どれだけ、智くんが言葉や態度で示しても、幼なじみだから、同情で付き合ってるんじゃないかって、疑心暗鬼になってしまうと思うんです。 (2020年2月16日 22時) (レス) id: 2ca84f8a36 (このIDを非表示/違反報告)
みかづち(プロフ) - 私の、じゃなくて私もでした← 誤字・・・・ (2020年2月16日 16時) (レス) id: 69b5dcb367 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みかづち
| 作成日時：2020年2月8日 1時
