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相葉くんと二宮くんは会社･･･もとい人事部の後輩なのだけども、
元々高校からの付き合いだった。
私が三年生の時、彼らは二年生で。
進路決まったよ、って会社のパンフレットを見せたら、二宮くんに
「俺達が就職したいって言ってた会社じゃない、これ」なんて言われた。
私達は何故か、たまたま就職先が被ったのだ。
かれこれ二人が入社して二年が経つけど、相葉くんはめちゃくちゃ不器用。
まぁそこら辺の子よりはずっと仕事できるけど。
二宮くんは逆に器用で、言ったことは全部完璧にしてくれる。
資料とか間違いほとんどないもんね。
そんな彼らの指導係は私。
二年間ずっと彼らと仕事をしてきている。正直褒めて欲しい。
相葉くんの指導は言わずもがな、二宮くんはからかってくるしで大変だったんだから。
『もう、早めに終わらせてね』
「そういうなら手伝ってよ、Aちゃん先輩でしょ！？」
『相葉くんならどこを修正すればいいかぐらい分かるでしょ。終わったら食べに行こ。私が奢ってあげるから』
「わぁい！Aちゃん大好き！」
「現金なやつ〜」
『二宮くんもね』
普段奢るって言ったら大喜びするやつが何を言ってるんだ。
と、二宮くんをじとーっと見た時だった。
突然後ろから肩を叩かれ、ビックリして情けない声が口から漏れ出た。
二宮くんは笑いをこらえてるし、相葉くんは作業を止めてこっちを見ている。
いやあんたは手動かしなさいよ。
恐る恐る振り返ると、思わず力が抜けてしまいそうな笑みを向けられた。
「やっほ。どうしたの、さっきの声」
『････智、お願いだから声かけて。肩はビックリする』
「あはは、ビックリしたの？ごめんね〜」
相変わらずマイペースな人。
相葉くんも普段ニコニコしてるけど、彼も結構ふにゃっとした笑みを浮かべている。
後輩の女の子いわく、仕事中は無表情らしいけど。
そうかな？割と仕事中もふにゃっとしてると思うけど。
そう返すと「先輩だからじゃないですか？」と期待の眼差し。
違う。別にそういう関係じゃないとツッコんだのはつい最近のことだ。
「あれ、ニノ達も居たの」
「ごめんなさいね、お二人の時間を邪魔しちゃって」
「いや別にいいけど」
「でも大野さん、Aちゃんを迎えに来たんでしょ？二時間前には仕事終わって帰ったのに」
「うん、そう」
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みかづち(プロフ) - ねいさん» ありがとうございます！そう言っていただけてとても嬉しいです！これからも皆様に楽しんでいただけるようなお話にできるよう、頑張りますのでよろしくお願いします！ (2020年1月26日 2時) (
レス) id: 69b5dcb367 (このIDを非表示/違反報告)
ねい(プロフ) - みかづち様初めまして。小説の方、何度も読み返すほど、とても楽しく拝見させて頂いております。今後の展開がとても楽しみです。お忙しいとは存じますが、お身体の方大切になさって執筆の方頑張って下さい、応援しております。 (2020年1月25日 20時) (レス) id: 01e0d6e0af (このIDを非表示/違反報告)
みかづち(プロフ) - うめさん» ありがとうございます〜！早く更新できるよう頑張ります^^ (2020年1月23日 22時) (レス) id: 69b5dcb367 (このIDを非表示/違反報告)
みかづち(プロフ) - 愛梨沙さん» ありがとうございます！これからも頑張っていきます！！ (2020年1月23日 22時) (レス) id: 69b5dcb367 (このIDを非表示/違反報告)
うめ(プロフ) - 今、一番更新が楽しみです！ (2020年1月23日 20時) (レス) id: 789396462d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みかづち
| 作成日時：2020年1月18日 15時
