昨夜… ページ2
とりあえず、記憶を整理する。
---昨晩
俺は、日課のランニングをしていた。
アイドルは身体が資本である。
いつも通りの道を走っていると…
「君!!!」
と、俺を呼び止める声がした。
ファンの子かな????
と、思いつつ走る足を止める。
声の向く方へ向くと占い師のような格好をした老婆?がいた。
「君、何か悩み事があるね?」
F 「はぁ…」
「ワタシは魔法使いだからわかるんだ。君の悩み、願いが…」
F 「読心術っすか???」
「そういうもんかねぇ…でも、もう一つ。」
F 「はぁ…」
「それは彼女によって解かれるだろう。」
と、道行く1人の女性を指さした。
彼女は話題になっているとは気付かず通り過ぎていく。よほど周りには無関心なのであろう。
F 「はぁ!?」
もちろん彼女には面識ない。ただの通行人の女性である。
「これは占いではない。まじないであり、予言だ。今晩、2人の魂は入れ替わる。しかし2人は求める真実の愛を見つけるだろう。見つけたのならば魂はあるべき場所へ戻るだろう」
その言葉の意味を考えているうちに俺の意識はブラックアウトしていった。
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作者名:みやちょる | 作成日時:2016年8月11日 21時