5人のマネージャーは親友 (ページ27)

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いつもと違うページ27

柊木マネージャーside

ある日の帰り道の車中

ミラー越しに見える大野さんはどこか寂しげな様子

乗ってからずっと外を見てる

「…着きましたよ」

智「ありがとう…ね、たまにはウチに寄ってってよ」

「いやいや、ここで大丈夫です」

智「そんなこと言うなよ…ほら、お客様専用の駐車場に停めていいからさ」

「…分かりました」

大野さんの部屋に来たのはいつ振りだろうか

体調悪い時に一度部屋まで送って行った記憶はある

智「ソファ座ってて…コーヒーでいい？」

「すみません、ありがとうございます」

智「あ、その前に手洗いうがいを」

「そうですね、洗面所お借りします」

なんか、大野さんいつもと違う

部屋に呼んだ理由は俺に何か話すことがあるから？

考え過ぎか…

手洗いうがいした後、リビングに戻る

リビングに広がるコーヒーの香りが鼻に付く

智「ブラックでいいよね？濃いめで良かった？」

「はい、」

智「どーぞ、これコーヒーのアテに」

「マカダミアナッツですか？…ん、これは美味しいですね。んー、コーヒーに合います」

智「…あのさ、俺嵐辞めようかなって考えてる」

「え？」