24お嬢さんと呼ばれたい3 ページ24
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「あれ、着物じゃないんすか」
「持ってない事を忘れてて」
「残念」
頭の後ろに手を組みながらきり丸は言葉とは裏腹に気にしていない表情。
「早く行こうよー」
シンベヱの待ちきれない声に三人は笑いながら出発した。
乱太郎達はよくわからない歌を歌いながら楽しそうに歩く。
Aも後ろをついて歩幅を合わせてゆっくり歩いた。
しばらく歩いているとシンベヱが立ち止まった。
「どうしたの？」
乱太郎ときり丸も不思議そうに止まる。
周りに怪しい殺気はない、なんだ？とAもつられて立ち止まる。
そして何かを察したのか乱太郎も険しい顔をしながら
「あっちから何かくる」
そう言うため、前を向くと...
「.....」
前から歩いて来た人物に
乱太郎、きり丸、シンベヱもなんとも言えない表情をしていた。
「し、潮江文次郎先輩に食満留三郎先輩..七松小平太先輩...」
「女装...」
ひぃい〜と言いながら冷や汗をかく三人。
その気持ちはわからなくもないなと呆れた顔をしていたら
乱太郎達が振り返り、Aの手を引くため目線を合わせるようにしゃがむ。
「なんなんだよ、あのものすごい女装は」
「ていうか、あれで女装のつもりなの？」
「あー、怖かった」
「..すごい自信満々な顔」
そうなぜか、三人は自信満々な顔でこちらを見ている。どこにそんな自信が出てくるんだ..。
学園長の言っていた補習とはこれなのだろう。
奥の林に残りの六年生達が見えた。
そしてなぜか土井先生も
前を向くとこちらに歩み寄ってくる女装組..
乱太郎達はさらに怯え気味悪がるような顔を増す。
そんなことも気にせず潮江、食満、七松は腕を前に出し得意げに
「「「さぁ！！」」」
「...」
「さぁ、って」
「いったい..」
「なに？」
キョトンとする一年生に七松が
「乱太郎！きり丸、シンベエ、A！我々を見て何かかける言葉があるだろう？」
「"お"で始まる言葉だ」
「「「おで始まる言葉〜？」」」
そう言い、三人は顔を見合わせる。
「...」
なるほどね、何か特定の言葉を通りすがりの通行人に言われれば合格ってことか
察したAは内心ため息をつきながら六年生を見る。
その女装でどんな言葉を求めてるのか..
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hiya.00(プロフ) - 咲桜さん» あぁー！！本当でした、すみませんありがとうございます！！ (2019年5月4日 22時) (
レス) id: fb193f1c22 (このIDを非表示/違反報告)
咲桜(プロフ) - 不破くんは5年生だったともいます！14開始のところです！ (2019年5月4日 22時) (レス) id: a9bc52c68a (このIDを非表示/違反報告)
hiya.00(プロフ) - 甲賀聖奈さん» ありがとうございます！カッコいいよろずを作っていけるよう頑張ります^_^ (2019年5月1日 19時) (レス) id: fb193f1c22 (このIDを非表示/違反報告)
hiya.00(プロフ) - ハイビスカスティーさん» 年齢は後々わかるようにしようと思っています！暇つぶしに見ていただけたら嬉しいです^_^ (2019年5月1日 19時) (レス) id: fb193f1c22 (このIDを非表示/違反報告)
hiya.00(プロフ) - 桜さん» ありがとうございます^_^頑張ります (2019年5月1日 19時) (レス) id: fb193f1c22 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひや | 作成日時：2018年10月19日 14時
