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「..ん」




「....さ、ん?」




遠くから声が聞こえ、脳が覚醒しだす。
何度も名前を呼ばれているらしく
ふと目を開けると





「Aさん?風邪ひきますよ」





頭を上げると声をかけてきたのは五年生の..





「ふ、」





「はい、不破雷蔵です」






どうやら一件落着したらしく生徒達は帰ってきいるらしい。かなり深く眠っていたようだ、気配に気がつかなかった。

喜三太の声や忍たま達の声が賑やかに聞こえる。

元気そうで静かに安堵のため息をつき、不破へ視線を戻すと目が合う。





「...なに?」





「いえ、寝てらっしゃったので他の生徒に気づかれたらいたずらされちゃうかなって」





「....」





そんな言葉が出てくると思ってもいなかったAはキョトンとする。





「..あぁ、余計な事する奴が来たんじゃなくてよかったよ」




何かしそうな生徒を数名、思い浮かべながら礼を言う。





「喜三太くんは無事だったんだ、制札も」






「ええ、怪我もなく制札はくノたま達にも手伝ってもらってうまくいったみたいです」




途中合流して、全員で学園に戻って来たのだとか。
ふーん、と頬杖をつくAをみて不破は向かい合わせの正面に座る。
その行動に怪訝そうに見て








「なに、もう起きてるけど」






「いえ、Aさんとあまりこう言う風にお話しした事なかったのでせっかくの機会ですし」






ニコニコ笑う顔を見てつまらなさそうにため息をつき






「そう。....鉢屋くんはなんのお話がしたいの?」








そういうと、ニコニコ顔が消え不破の顔ではあるが、鉢屋の顔に戻りふてくされたような顔をして







「なんだ、気づいて?」








「不破の真似してるのはなんか意味があるのかと思ったけど....意外と違うからな、2人とも」








「ふーん」








少し不服そうに
正面に座ることをやめ、もう1つ離れた椅子に座る。








「そういえば夏休み前、迷惑かけたな。
礼を言うの遅くなってすまなかった」






そう言って謝罪するのを目にした鉢屋は









「..別に庇って死なれたら後味悪いし...。」








そっぽを向きながら言う








「そうだな。...で?珍しく私に絡んで来た用はなんだった?」







そういうとあからさまに肩を揺らす。
そして気まずそうにポツリポツリと話し出した。

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設定タグ:忍たま , 落ち未定 , 忍たま乱太郎   
作品ジャンル:アニメ
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hiya.00(プロフ) - 咲桜さん» あぁー!!本当でした、すみませんありがとうございます!! (2019年5月4日 22時) (レス) id: fb193f1c22 (このIDを非表示/違反報告)
咲桜(プロフ) - 不破くんは5年生だったともいます!14開始のところです! (2019年5月4日 22時) (レス) id: a9bc52c68a (このIDを非表示/違反報告)
hiya.00(プロフ) - 甲賀聖奈さん» ありがとうございます!カッコいいよろずを作っていけるよう頑張ります^_^ (2019年5月1日 19時) (レス) id: fb193f1c22 (このIDを非表示/違反報告)
hiya.00(プロフ) - ハイビスカスティーさん» 年齢は後々わかるようにしようと思っています!暇つぶしに見ていただけたら嬉しいです^_^ (2019年5月1日 19時) (レス) id: fb193f1c22 (このIDを非表示/違反報告)
hiya.00(プロフ) - 桜さん» ありがとうございます^_^頑張ります (2019年5月1日 19時) (レス) id: fb193f1c22 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ひや | 作成日時:2018年10月19日 14時

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