今日からうちの子 (ページ19)

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第19話ページ19

ｼﾙｸ「どうもFischer'sシルクです」

ﾏｻｲ「マサーイ！」

ﾝﾀﾞﾎ「ンダホ！」

ﾓﾄｷ「モトキー！と、」

『ぴっちゃーず！』

ｼﾙｸ「はーい、お嬢でーす」

本日は、小さい子供も遊べる家族向けのアスレチック施設が最近オープンしたという事で、朝早くからAを引き連れやって来た。
初めてアスレチックを目の当たりにするAははしゃぎ気味。

ｼﾙｸ「という事で早速ね、キッズエリアから回ろうか」

ﾝﾀﾞﾎ「はーい！お嬢、行くよー」

『きゃーっ』

ｼﾙｸ「テンションばーか上がってんじゃん」

初めに着いた場所はボールプール。
中には子供用のトランポリンもあり、Aは一人でよじ登り飛び跳ねる。

ｼﾙｸ「うおっ、跳ねる跳ねる！」

『じゃぷ！じゃぷ！』

ﾓﾄｷ「ジャンプ、ジャーンプ。お嬢上手だねぇ」

ﾝﾀﾞﾎ「お嬢ー、ダホちゃんは何処でしょうかー？」

ﾏｻｲ「あれ、ンダホ居ないね？」

『だほちゃ？』

ｼﾙｸ「いや、出てんだよ腹が。隠せてないよ」

ボールに埋もれ隠れているンダホを探すA。
しかし隠し切れなかった大きなお腹を見付け、それに目掛けてボールを投げる。

『だほちゃ、あった！』

ﾝﾀﾞﾎ「見付かったー」

ボールプールとトランポリンで思う存分あそんだ次はブランコへ。
Aを座らせてゆっくりと動かす。
当たらない程度に離れた前の位置からAを笑わせようとシルクが立った。

ﾏｻｲ「その変顔お嬢にウケいいよね」

ﾓﾄｷ「絶対笑うもんねー」

『にちゃっ！』

ｼﾙｸ「へ？バカ、お前っ！」

何を思ったか、突然ブランコから手を離し振り子の勢いでシルクに向かって身を投げた。
反射的にAを迎えにいったシルクは見事抱きかかえ、怪我をする事はなかった。

ｼﾙｸ「マジで焦った！！何でそういう事するかな！？あー！！焦った！！」

ﾏｻｲ「今のはやばい、やんちゃ過ぎる」

ﾝﾀﾞﾎ「大丈夫！？」

ﾓﾄｷ「シルク前に居て良かったね」

四人共本気で焦ったようで、ブランコは強制的に終了し次の場所へ移動。